中学三年――2月第一週

【中学3年 ―― 2月第一週】

京太郎「(それからしずと適当に走ってる間に休日は終わった)」

京太郎「(ま、その間、あいつの嬉しそうな顔を見れたし満足してるんだけどさ)」

京太郎「(それに久しぶりに高鴨家で食べた料理は美味しかったし)」

京太郎「(そう言えばその中でしずが作った料理も結構あったらしいな)」

京太郎「(長年、高鴨母の味になれた俺にわからないような料理をつくるとは…)」

京太郎「(しずのやつも成長したもんだ)」ウンウン

京太郎「(まぁ、身体の部分はまったく成長していないけどさ)」

京太郎「(灼と良い、しずと良い…なんであんなちんまいままなんだろうな)」

京太郎「(一番、身長高いのは宥さんだけど、それでも女子の中では小柄な方だし)」

京太郎「(…もしかしたら阿知賀子ども麻雀教室の関係者には背が低くなるジンクスが…!)」

京太郎「(…いや、ねぇな。うん)」

京太郎「(ま、馬鹿な事かんがえてないで今週は…)」

>>+2
末尾16 憧と勉強
末尾27 やえさんと勉強
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 灼と気晴らし
末尾50 部活に顔をだす
































>>やえさんと勉強

やえ「さて…来週は阿知賀の一般受験だが…」

京太郎「どう…かな?」

やえ「…うん。採点もほぼ完璧」

やえ「体調を崩さない限り大丈夫だろうな」

京太郎「良かった…ようやくやえさんから太鼓判貰えたぜ」

やえ「ふふ。ま、これでも教えている側だからね」

やえ「そうそうたやすく大丈夫なんて言って油断してもらう訳にはいかないし」

やえ「だけど…もう試験日が来週まで迫った今、我慢する必要もない…よね」

京太郎「我慢?」

やえ「あ…いや…ともかく…合格だよ」

やえ「だけど…試験日まで油断は禁物」

やえ「今日の勉強もしっかり…ね」

京太郎「あぁ!」

>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※知力により+5
































>>大成功

やえ「…うん。流石」

やえ「…結局、最後まで凄い勢いで上達していったね」

京太郎「やえさんの教え方が上手かったからだよ…って最後?」

やえ「…うん。私がやっていたのはあくまで受験までの対策だし…」

やえ「それにそろそろ秋季大会もあって私も忙しくなるから…ね」

京太郎「あ…じゃあ…」

やえ「うん。私とのお勉強は今日で最後」

やえ「京太郎君…お疲れ様。」

京太郎「じゃあ、さっきの我慢って…」

やえ「あぁ。アレは…その…下手に太鼓判押しちゃったら京太郎君が勉強してくれなくなる気がして」

京太郎「そんな事ないのに」

やえ「ふふ…それでも不安になるのが女心って奴なの」

やえ「…それより…今日はもうちょっと時間…ある?」

京太郎「あぁ。勿論」

やえ「…じゃあ…もう少しここに居てくれないかな?」

やえ「これが最後だから…もう少し余韻に浸っておきたいの」

京太郎「…あぁ。分かった」


>>+2
雀力バイト雑用から一つお選び下さい























【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
小走やえとの勉強コマンドがなくなりました

























【中学3年 ―― 2月第二週】

京太郎「(それから…俺はやえさんと色んな事を話して)」

京太郎「(やえさんも晩成の事を色々話してくれて…時間はあっという間に過ぎていった)」

京太郎「(その最後…やえさんが悲しそうな顔をしていたのはきっと俺の気のせいじゃないんだろう)」

京太郎「(でも…お陰で俺は阿知賀の試験を上手く乗り越える事が出来た)」

京太郎「(解答欄の間違いも何度もチェックしたし…分からない問題は数問だけだった)」

京太郎「(ソレ以外…ケアレスミスを見落としていなければ、9割以上はとれているだろう)」

京太郎「(まだ合格発表は先だから、油断は出来ないけど…)」

京太郎「(でも、中学生活における一つの山場は終わったな…)」

京太郎「(結果、やえさんとの勉強が終わったのは寂しいけれど…ずっとそうやってウジウジとしていられないし)」

京太郎「(とりあえず…今週は…)」



>>+2
末尾16 憧と勉強
末尾238 玄とアルバイト
末尾479 灼と気晴らし
末尾50 部活に顔をだす
































>>部活に顔を出す

α「…」ズーン

β「…」ドヨーン

京太郎「…アレ?どうしたんだお前ら」

α「あぁ…ゼロか」

β「いや…その…なんていうか…な」

京太郎「うん?」

α「…今日は魔女たちの儀式の日だっただろ?」

京太郎「儀式…?あぁ、バレンタインの事か」

β「あぁ…なのに…チョコ…一つも…」

京太郎「え?貰えなかったのか?」

α「…お前は良いよなゼロ…最低でも新子には貰えるんだから」

京太郎「でも、憧に頼めば、義理チョコの一つくらいは貰えるだろ」

β「……」

α「……」

京太郎「あれ?」

α「よし。とりあえず麻雀部に行こうか」

β「須賀。お前の大好きな雑用を山ほどさせてやるよ」

京太郎「え?い、いきなりなんでだよ。お、俺そんな変な事言ったか?」

α「言ってないよ。言ってない…けどな」

β「新子がお前以外にチョコを配ってないって知ってのそのセリフは許せん…絶対にだ…!!」


>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雑用につき+6

































>>大成功

京太郎「っとこんな所か」

α「あーくそ…仕事早すぎるんだよお前…」

京太郎「ま、これでも雑用歴はお前らと比べ物にならないんだ。多少はな」

β「あー悔しい…」

京太郎「まぁ部室は綺麗になったし、牌譜のチェックも終わったし良いじゃねぇか」

α「まぁ…そうなんだけどさ」

β「お前だけ平然としてるってのも釈然としなくてなぁ…」

京太郎「え?」

α「なんでもない。それよりそろそろ深淵の闇へと消えるとしよう」

β「そうだな。コレ以上いると後輩たちが来るかも…」

「…あれ?β先輩?」

「あ、α先輩もいるじゃーん」

α「…ぅ」

β「あ、お前ら…こ、これは…その…」

「って部室綺麗になってる…これ先輩たちがやったんですか?」

α「ま、まぁ…な」

β「じゃ、俺達はもう行くからさ…だから」

「あ、待って下さい。はい、これ」

「んじゃ、私もー」

α「え?これって…」

「α流に言うと深淵への供物的な?」

「所謂、チョコレートですよ。…勿論、義理ですけど」

「余っちゃったので良ければあげます。掃除してもらったお礼もありますし」

α「お…おぉぉぉ!!」

β「…有難ぇ…有難ぇ…」

「あ、ちなみに須賀先輩にはないですから」

京太郎「いや、別に要らないけど…どうして?」

「あげたら後ろの新子先輩に刺されそうなんでー…」

憧「」ゴゴゴゴゴ

京太郎「あれ?憧。どうかしたのか?」

憧「ううん。何でもない」ニコッ

憧「それよりほら、早く帰りましょ?」ギュッ

憧「今日はあたしがご飯作ってあげるからね」

京太郎「そっか。それは楽しみだな」






















【System】
須賀京太郎の雑用力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました





































【中学3年 ―― 2月第三週】

京太郎「(その次の日、αもβもすげー上機嫌だった)」

京太郎(よっぽどバレンタインチョコ貰えたのが嬉しかったんだろう)」

京太郎「(しかし、本命ならともかく義理チョコでそんな嬉しいもんなのかな?)」

京太郎「(確かに本命なら嬉しいかもしれないけど…貰ったのは後輩からの義理チョコだけあったし)」

京太郎「(そもそもβは後輩受け良いし、αも頼りがいがあるって結構評判良いのに)」

京太郎「(義理チョコなんて幾らでも貰えてもおかしくないはずなんだけど…どうしてなんだろうなぁ…)」

京太郎「(…ま、その辺はあまり深く考えても意味ないか)」

京太郎「(それより今週は…何からしよう?)」


>>+2
末尾16 憧と勉強
末尾238 玄とアルバイト
末尾479 灼と気晴らし
末尾50 部活に顔をだす































>>灼と気晴らし

京太郎「灼はさ、バレンタインのチョコレートってどんな気持ちで渡すんだ?」

灼「え?」カァ

京太郎「え?」

灼「あ…い、いきなり…何を聞くの…」カァァ

京太郎「…え?そんなに恥ずかしい事か?」

灼「そ…それは…だって…あの…」モジモジ

京太郎「ん?」

灼「…か、仮にもチョコをあげた人の前で聞くのは…ど、どうかと思…」

京太郎「あー確かにそれもそうだよな」

京太郎「無神経だった。悪い」ペコッ

灼「う…そ、それは良いけど…」

灼「…でも、どうしていきなりそんな事聞いたの?」

京太郎「いや、友だち二人が義理チョコ一個で大喜びしてたからさー」

京太郎「そういうの義理チョコあげた側としてはどうなのかなって思って」

灼「…」

京太郎「…あれ?灼」

灼「……」ツネー

京太郎「い、痛い!ちょ…!いきなり頬引っ張るなよ!!」










灼「…とりあえず京太郎は自分がどれだけ恵まれてるか自覚するべき…」

京太郎「え…?そうなのか?」

灼「よっぽど交友関係広くない限り義理チョコでも5個以上貰えるってのはあんまりないと思…」

京太郎「う…確かに俺は交友関係広い訳じゃないし…」

灼「…寧ろ、異性との交友ばっかり…」ジトー

京太郎「今はαとβがいるし…」

灼「…じゃあ、小学校の頃は?」

京太郎「ぅ…」

灼「友達って言える男の子…いた?」

京太郎「ぅ…ううぅ…」

灼「…いない…よね?」

京太郎「…はい」シュン

灼「…まぁ、その分、女の子多い訳だけど…でも、だからってそれが普通じゃないんだから」

灼「そういうのちゃんと覚えておかないと顰蹙買うよ」

京太郎「…分かった。肝に銘じとく」

灼「よろしい。…あ、後…」

京太郎「ん?」

灼「…普通義理チョコは手作りなんかしないからね」

京太郎「え?」

灼「…ホワイトデー楽しみにしてるから…」クスッ

京太郎「お、おう…」




















【System】
鷺森灼との気晴らしによって次週の判定が自動的に大成功になります
鷺森灼はゴディバ(重要)で手作りチョコを作ってくれていたようです

































【中学3年 ―― 2月第四週】

京太郎「(…義理チョコは普通手作りしない…かぁ)」

京太郎「(でも、俺が貰ったチョコって母親や望さんの除けば全部手作りなんだけど…)」

京太郎「(やっぱそれって…)」ゴクン

京太郎「(…ん?あれ?)」

京太郎「(…俺、今何を考えてたんだっけ?)」

京太郎「(えーっと…あぁ、チョコの事か)」

京太郎「(あれはやっぱり憧たちが普通じゃないって意味なんだろうか?)」

京太郎「(確かに…あいつらたまにすげースキンシップ激しい時あるしな)」

京太郎「(嫌じゃないんだけど…何時までも小学生気分でくっつかれると色々と困るし…)」

京太郎「(…やっぱり一度はっきりと言った方が良いのか?でもなぁ…)」

京太郎「(…それでギクシャクするのは嫌だし…何より…)」

京太郎「(お、俺も結構…楽しんでたりする面もあって…)」

京太郎「(特に玄とか宥さんとかはもうこう…おもちが…)」グヘヘ

京太郎「(…ハッ…な、何を考えてるんだ俺は…)」

京太郎「(と、とにかく…今週は…)」


>>+2
末尾1467 憧と勉強
末尾2389 玄とアルバイト
末尾50 部活に顔をだす
































>>玄とアルバイト

京太郎「よっす。玄」

玄「あ、京太郎君。こんにちは」

京太郎「今日も随分と張り切ってるな」

玄「うんっ!なんたって今日は団体さんが二つ入ってるからね!」

京太郎「マジかよ…なんでこんな時期に」

玄「えーと、ママさんバレーと婦人会の集まりみたい」

京太郎「なるほど…たまたまその二つが今日に重なっただけか」

玄「うん。まぁ、今の時期には珍しいけど…でも、たまにあるし」

玄「何より、折角、松実館を選んでくれたんだし、精一杯おもてなししないとね」グッ

京太郎「そうだな…んじゃ、頑張るか」

玄「うん!頼りにしてるね!!」









>>アラタソの加護により自動大成功

玄「ふぅ…」

京太郎「ん…大丈夫か、玄」

玄「えへへ…ごめん。大丈夫」

玄「久しぶりの団体複数ってなると色々と調整も大変で…」

京太郎「あーそうだな。一応、お前が女将みたいなもんなんだし」

玄「うん。と言ってもまだまだ皆に助けてもらってるダメ女将なんだけどね」エヘヘ

京太郎「…んな事ねぇよ。お前は立派にやってる」

京太郎「少なくとも俺はお前がいてすげー助かってるよ」

玄「…えへへ、そう?」

京太郎「あぁ。そうだよ。だからもうちょっと自信持てよ」

玄「ふふっじゃあお任せ…」

京太郎「あ、でも、お任せあれは禁止な」

玄「え?どうして?」

京太郎「…なんかすげー不安になるんだよそれ聞くと」

玄「???」



























【System】
須賀京太郎のバイト力が2あがりました
松実玄の好感度が1あがりました


































【中学3年 ―― 2月第四週EX】

京太郎「(にしても…この前は結構大変だったな)」

京太郎「(松実館は基本、個人の客がメインだからなー)」

京太郎「(あんな風に団体二つが来るなんて今までめったになかったし)」

京太郎「(思ったよりもつかれた…)」

京太郎「(ま…阿知賀に合格もしたし、今日は休みだしな)」

京太郎「(ゆっくりと休み…)」

憧「京太郎、いる?」コンコン

京太郎「ん…いるぞー」

憧「入って良い?」

京太郎「おう」

憧「じゃ…お邪魔します」

京太郎「ん…どうしたんだ?」

憧「ううん。別に…どうもしないんだけど…ちょっと京太郎の顔が見たくなって」

京太郎「なんだよ、それ」

憧「い、良いでしょ…別に…」

京太郎「…なんか怖い夢でも見たのか?」

憧「…ぅ」メソラシ

京太郎「なんだ。図星かよ」

憧「べ、別に良いでしょ!そ、そういう夢を見る時くらい…あ、あたしにだってあるし」カァァ

京太郎「別に悪いなんて言ってないだろ」

京太郎「でも、それならそれで朝一じゃなく、電話でも何でもすればよかったのに」

憧「…それは…」









憧「…だって…あんたが…何か恐ろしいものに呑まれていく夢を見て…」

憧「もし…京太郎が電話に出なかったらあたし…もっと怖くて…だから…」

京太郎「あー…そっか…」ポンポン

憧「ぅ…」

京太郎「…でも、大丈夫だよ。俺はちゃんとここにいるから…さ」

京太郎「それとも確かめる為にいろいろ触ったほうが良いか?なーんて」

憧「…い、良いの!?」

京太郎「え?」

憧「あ、あんなところやこんなところ触っちゃって本当に良いの!?」

京太郎「い、いや…その…」

憧「ダメ…なの…?」

京太郎「あーぅー…その…」

京太郎「お、男に二言はない!!何処でも遠慮無く触ってみろよ!!」ヌガー

憧「えへへ…それじゃあ…まず…口の中から…」

京太郎「…なんで口?」

憧「い、いいでしょ別に!!」

憧「そ、それよりほら…く、口開けてよ」

京太郎「ん…あーん」アーン

憧「ん…♪」

憧「あ…京太郎の口ってこんなふうになってるんだ…うん…これで妄想も捗る…」

京太郎「もぉしょぉ?」

憧「う…い、良いから!あんたは素直に口を開けていれば良いの!!」カァァ




>>+2
雀力バイト力雑用力から一つお選び下さい






















【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
須賀京太郎はその後、指や足など普段は触られないところを念入りに確かめられたようです
最終更新:2014年01月25日 13:04