中学三年――12月第一週~第三週

【中学3年 ―― 12月第一週】

京太郎「(…やえさん電話口で声を抑えてた…)」

京太郎「(最後なんでいますぐ泣きそうになってて…)」

京太郎「(もしかしたら…電話切った後泣いていたのかもしれない)」

京太郎「(でも…だからと言って…今から晩成目指しますなんて言える訳がないんだ)」

京太郎「(阿知賀に決めた以上…しずや憧の為にも…そっちに集中しないと…な)」

京太郎「(…胸が痛むのは確かだけど…でも、やえさんとこれで終わりって訳でもないんだ)」

京太郎「(当分は気まずいかもしれないけど…でも、それだってずっとって訳じゃないだろう)」

京太郎(勿論、気にはなるけれど…でも、それで何かしら失敗したりしないようにしないと…な)」




+2
末尾146 憧と勉強
末尾257 やえさんと勉強
末尾389 玄とアルバイト
末尾0 部活で雑用だ!!
































>>やえさんと勉強

京太郎「…やえさん」

やえ「あ…き、京太郎君」

京太郎「…えーっと…その…」

やえ「……」

京太郎「…なんていうか…俺…」

やえ「…大丈夫…だよ」

京太郎「え?」

やえ「…大丈夫。私は京太郎君の事責めたりしないし」

やえ「当分はちょっとぎこちないかもしれないけど…でも…」

やえ「すぐ…元に戻れるようにするから…ね」

京太郎「…やえさん」

やえ「それより…折角、私の部屋に来たんだから…さ」

やえ「そんなところに立ってないで勉強…しよ」

京太郎「…はい。分かりました」

>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※知力により+5

































>>大成功

やえ「うん。こんなところかな」

京太郎「…はぁ…」

やえ「…疲れちゃった?」

京太郎「あ…いや、その…」

やえ「ふふ…じゃあ、ちょっとお茶にでも…する?」

京太郎「あ…あぁ。そうだな…そう…しよっか」

やえ「うん。それじゃお菓子持ってくるから…」

やえ「ちょっとだけ待っててね」バタン

京太郎「…はぁ…」

京太郎「(…俺、何やってるんだろうな…)」

京太郎「(…やえさんが出来るだけいつも通りに振る舞ってくれようとしてるのに…)」

京太郎「(俺ばっかり意識して…情けない…)」

京太郎「(それでも勉強そのものが手堅く進んでいる事だけが…救いではあるけれど…)」

京太郎「(それじゃあ…何の救いにもならないよな)」

京太郎「(阿知賀に決めた俺にはもう今以上の勉強は今すぐ必要って訳じゃないんだ)」

京太郎「(それでもこうして勉強してるのはやえさんと気まずくならない為だし)」

京太郎「(…なんとかしないと…いけないんだけどな…)」


>>+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※男気関係ありません


































>>成功

京太郎「(…そう…だな)」

京太郎「(…こういう時こそいつも通りを意識してみよう)」

京太郎「(勿論、それで完全に克服は出来ないけど…)」

京太郎「(でも、今のこの状況が少しはマシになるはずだ)」

やえ「ただいま」ガチャ

やえ「アイスティーしかなかったんだけど良いかな?」

京太郎「おかえり……ってな…なんでアイスティーなんだよ?」

やえ「えっと…うちのお母さんアイスティー好きだから…」

京太郎「そ…そう…なのか」

やえ「う…ん…えっと…嫌い…かな?」

京太郎「いや、そういうんじゃないから大丈夫。ちょっと…びっくりしただけだし」

やえ「そっか…じゃあ…あの…飲む…?」

京太郎「遠慮なく…」チュー

やえ「ど、どう…かな?」

京太郎「…美味しい。結構、いけるもんだな」

やえ「そ、そか…安心した」ホッ

京太郎「って…もしかして…これやえさんが淹れてくれたのか?」

やえ「うん…あの…お母さんいなかったから…」

やえ「…ダメ…だった?」

京太郎「いや…その…なんだ。寧ろ…嬉しかったかな」

やえ「え…?」カァ

京太郎「ぅ…いや…なんていうか…その…」
































京太郎「…やえさんのお茶が飲めて嬉しかったっていうか…」

京太郎「なんつーか…えっと…」

やえ「…ふふ」

京太郎「ぅ…」

やえ「…私も…そう言ってくれると嬉しいな」

やえ「ただ…残念な事にお母さんはもっと上手…だからさ」

やえ「今度はお母さんに負けないくらい美味しいの淹れられるようになっておくね」

やえ「その時はまた呑んでくれる?」

京太郎「…あぁ。勿論」



>>+2
雀力雑用バイト力から一つお選び下さい
































【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました

























【中学3年 ―― 12月第二週】

京太郎「(それからは少しだけ雰囲気も和やかになった)」

京太郎「(勿論、気まずさはまだ残っているけど…でも、最初のようなぎくしゃくはほとんど見えなかった)」

京太郎「(まだいつも通りって訳にはいかないけれど…でも【もう一回同じ事を繰り返せば元に戻れる】かもしれないな)」

京太郎「(その時が何時になるかはまだ分からないけど…)」

京太郎「(やっぱり出来るだけ早く元の関係に戻りたい…な)」

京太郎「(俺の所為とは言え、悲しそうに笑うやえさんの姿なんて見たくないし)」

京太郎「(今まで憧と同じかソレ以上にお世話になった人なんだから…早くなんとかしないとな)」

京太郎「(さて…そのためにも今週は…っと)」




+2
末尾146 憧と勉強
末尾2570 やえさんと勉強
末尾389 玄とアルバイト




































>>やえさんとさらに勉強

やえ「…あ、京太郎君」

京太郎「や。一週間ぶり」

やえ「あ…ごめんね…二週連続で呼び出しちゃったりして」

京太郎「良いって。そもそも俺暇してるって言ったしな」

京太郎「あ、それと秋季大会お疲れ様」

やえ「あはは…一応、いいところまでは行けてたんだけどね…」

やえ「肝心なところで負けちゃった…」

京太郎「それでも成績で見れば奈良個人一位だし、団体戦だってそこそこ活躍してただろ」

京太郎「そんな風に落ち込む必要ないさ」

やえ「…でも…これじゃ京太郎君には…届かない…」

京太郎「…ん?俺?」

やえ「あ…ううん。何でもない」

やえ「それより…ほら、勉強の時間でしょ」

やえ「ペンとって…はい、教科書開いて…ね」

京太郎「あ…あぁ…そうだな…」

>>+2
アラタソの加護により自動大成功になるので
雀力バイト力雑用力から一つお選び下さい
































>>大成功

京太郎「(…ふぅ)」

京太郎「(今週から気まずい感じ引きずるかなって思ったけど…別にそうでもなかったな)」

京太郎「(確かに多少、気まずくはあるけど…もう殆ど変わらない)」

京太郎「(…それでもお互いにぎこちなさが残るのはキッカケがない所為かな)」

京太郎「(でも…キッカケ…かぁ)」

京太郎「(そんなもん簡単に思いつくはずがないよな)」

京太郎「(そもそもそんなものがあるならとっくの昔にこんなぎこちなさから解放されていただろうし)」

京太郎「(でも…何かしら考えないと…な)」

京太郎「(既に俺は歩み寄ってもらっているんだ。今度は俺の方から…いかないとな)」


>>+2
00~30 思いつかなかった
61~99 こういう時は…デートだ!!
































>>こういう時は…デートだ!!

やえ「うん。今日も良い感じ」

やえ「最近、本当に伸びがいいね」

やえ「今まで勉強してなかっただけで京太郎君って実は頭が良い方なのかな?」

京太郎「そうだとしてもこれだけ上手い事言ってるのはやえさんのお陰だよ」

やえ「ふふ…お世辞でもそう言ってくれると嬉しいな」

京太郎「いや、お世辞じゃねぇって」

京太郎「実際、こうして秋季大会後すぐに勉強見てもらってるしさ」

京太郎「すげー感謝してるんだぜ」

やえ「本当?」

京太郎「あぁ。本当本当」

京太郎「だから…まぁ…一つ提案があるんだけどさ」

やえ「提案?」

京太郎「あぁ。今度…やえさんさえ良かったらデートしないか?」

やえ「ふぇっ!?」カァァ









やえ「い、いいいいいいきなり何を…」

京太郎「まぁ、確かにいきなりだよな、ごめん」

やえ「あ…う、ううん。あ、謝らなくても良いんだよ。ただ…ち、ちょっとびっくりしただけで…」

やえ「それに…わ、私、凄い嬉しくて今…ドキドキしてるし…」カァァ

やえ「でも…どうして…いきなりデート…?」

京太郎「あぁ。やえさんに日頃の感謝を伝えたいってのと…」

京太郎「俺がもっとやえさんと仲良くなりたいから…かな」

やえ「え…?それって…」

京太郎「あぁ。最近…俺の所為で気まずかったし」

京太郎「そういうの払拭するにはやっぱ今度一緒に出かけた方が良いかなって」

やえ「…あぁ…そ、そういう事なんだ…いや…分かってたつもりだけど…」

京太郎「え?」

やえ「…ううん。何でもない。ちょっと残念だけど…でも、嬉しかったし」

京太郎「???」

やえ「…でも、誘ってくれたからには…ちゃんとエスコートしてくれないと許さないんだからね?」

京太郎「勿論。どうせ暇な訳だし最高のデートにしてやるよ」

やえ「じゃ…じゃあ…あの…24日…」

京太郎「で、日程だけど…月末はどうだ?」

京太郎「そのくらいだったらやえさんも部活終わってるだろうし」

やえ「…」ムスー

京太郎「…あれ?」






















【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
月末は小走やえとデートをするようです






























【中学3年 ―― 12月第三週】

京太郎「(…それからやえさんは急激に不機嫌になった)」

京太郎「(デート誘った時はあんなに機嫌よかったのにどうしてなんだろ…)」

京太郎「(日程がダメだったのか?でも…あんまり早すぎるとクリスマスに当たるしなぁ…)」

京太郎「(その時期だとまだ部活も終わってないし…それにやえさんに好きな人とかいたら申し訳ないし…)」

京太郎「(去年は初詣も一緒に行ったけど…でも、新年の予定とか俺がまだ分からないし…)」

京太郎「(うーん…まぁ、デートそのものは受けてくれたんだし、深く考えなくても良いか)」

京太郎「(でも、来週はクリスマスかぁ…)」

京太郎「(去年は憧たちと遊んだけれど…今年はどうなるんだろう)」

京太郎「(…もし、暇してるなら皆で集まるのも良いかもしれないな)」

京太郎「(最近、進学やらで忙しかったし、宥さんたちも誘って…さ)」

京太郎「(どの道、阿知賀でまた会うんだけど…憧含めやっぱひと通り顔合わせはしといた方が良いだろ)」

京太郎「(よし。そうと決まれば電話…は後でするにして)」

京太郎「(今週はどうしようかな)」


>>+2
末尾16 憧と勉強
末尾27 やえさんと勉強
末尾38 玄とアルバイト
末尾49 灼と気晴らし
末尾50 部活に顔をだす




































>>部活に顔を出す

京太郎「こんにちはーっと」

Y「…須賀先輩」

京太郎「お、Yか。Wたちは?」

Y「今は少し席を外しています。…呼んできましょうか?」

京太郎「いや、良いよ。あ、これおみやげの肉まん」

Y「ありがとうございます。それで…」

京太郎「あぁ。雑用しに来た」

Y「…」ジー

京太郎「そ、そんな何を行ってるんだこいつ的な目で見なくても良くないか?」

Y「…先輩の趣味に口を出す権利は俺にありませんが」

Y「しかし、受験などは大丈夫なのですか?」

京太郎「大丈夫だって。一応、合格ラインには乗ったし」

Y「それなら構いませんが…」

京太郎「よーし…じゃあ、副部長の許可も貰ったし…頑張って雑用しますか!」

>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雑用力につき+5




































>>大成功

京太郎「うぉおお!今の俺はまさに人間牌譜添削機だ!」

Y「そのネーミングセンスはどうかと思いますが…」

京太郎「あ、Y。これこの前の合宿の奴か?」

Y「えぇ」

京太郎「ここの打ち方がまだちょっと甘いぞ」

京太郎「降りと攻めを早めに決めるのは良いが…」

京太郎「ここは判断を見誤ったな、出来れば待つべきだった」

Y「…はい」

京太郎「ま、他のところはちゃんと打てているし問題はないんだけどな」

京太郎「ただ、やっぱり甘い部分はまだ残ってるしその辺、赤ペン入れてるから気が向いた時に見ておけ」

Y「…須賀先輩」

京太郎「ん?」

Y「須賀先輩って本当に残念な人ですよね」

京太郎「…どういう意味だよそれ…」





















【System】
須賀京太郎の雑用力が2あがりました
須賀京太郎の雀力が0.5あがりました
最終更新:2014年01月24日 06:22