中学三年――8月レジェンドイベント

>>+2
00~50 江藤に負けた
51~99 江藤に稼ぎ勝ち、個人戦二連覇を決めた
※雀力により+10
















































>>江藤に稼ぎ勝ち、個人戦二連覇を決めた



京太郎「(…ふぅ。江藤には…何とか勝てたか)」

京太郎「(これで個人戦二連覇…だな)」

京太郎「(…でも、なんだろう。あまり感慨が沸かない)」

京太郎「(あんなに意識してた相手なのに…勝っても嬉しくないや)」

京太郎「(団体戦の時はあんなに嬉しかったのに…俺、どうしたんだろう…)」

京太郎「(元々、個人戦をそんなに意識してなかったって言っても…おかしくないか?)」

京太郎「(…それとも…ただ単に団体戦で気が抜けたのか…?)」

晴絵「…京太郎」

京太郎「ってあ…レジェンドか」

京太郎「どうしたんだ?そんな怖い顔して」

晴絵「…京太郎、あんた…それ…何処で習ったの?」

京太郎「え?」

晴絵「…どうして…そんな風になってしまったの?」

京太郎「ちょ…い、いきなり過ぎて何言ってるのか分かんねぇよ」







晴絵「…おかしい…でしょ」

晴絵「あんた自分で気づいてないの?」

晴絵「この前まで京太郎…江藤には絶対勝てないって話をしてたんだよ?」

晴絵「それなのに本気になった彼に勝っただけじゃなく…他の卓まで…飛ばし続けて…」

晴絵「自分のスタイルがどういうものなのか理解してない訳じゃないでしょう?」

晴絵「あんたは決して高火力で打ち勝つタイプの雀士じゃなくて堅実に点数を稼いでいくタイプで…!」

京太郎「そ、そうだけど…でも…」

京太郎「良いじゃねぇか。勝ったんだから…さ」

晴絵「~~っ!良くない…!」

京太郎「え?」

晴絵「私は…そんな風になるんだったら…絶対に止めてた!」

晴絵「あんたの事…身体張ってでも止めて…団体戦出さないようにしてた!!」

晴絵「私は…私は…教え子に…そんな風になって欲しかったワケじゃない…」

晴絵「勝つ為に…自分の大事なものを投げ捨てるような…そんな雀士になって欲しかった訳じゃ…ないのに…」ポロポロ

京太郎「レジェンド…」








京太郎「……ごめん。その…俺が悪いんだよな」

京太郎「…でも…悪い。俺…分からないんだ」

京太郎「レジェンドが泣いてるのに…俺が傷つけてるはずなのに…」

京太郎「俺…どうしてレジェンドが泣いてるのか…まったく分からない」スッ

晴絵「…ぅ…」

京太郎「…これで許してくれ…なんて言わないけど…」

京太郎「これくらいは…させてくれないか」フキフキ

晴絵「…京…太郎」

京太郎「ごめんな…レジェンド、俺の所為で…」

晴絵「…うう…ん…。私が悪いの…ちゃんと…あんたの事見ていてあげられたら…」

晴絵「あんたの事…私が育てていたら…こんな事…なかったはずなのに…」

京太郎「…ごめんなレジェンド」

晴絵「ごめんね…京太郎…」







晴絵「…はぁ…」

京太郎「…落ち着いたか?」

晴絵「…うん。ありがとう」

晴絵「…でも、少しだけ安心したかな」

晴絵「…そういう優しい所はちゃんと護ってくれたんだね」

京太郎「本当に優しいならレジェンドの事傷つけないだろ」

晴絵「…そうでもないよ」

晴絵「優しい事が誰も傷つけないなんて事はない」

晴絵「本当に優しいって事は、誰かの為に決断するって事だから」

晴絵「決して自分だけが傷つく事でも、他人を甘やかす事でもない」

晴絵「だから…その優しさに漬け込むようで悪いんだけど…」

晴絵「…京太郎。一つ…約束…してほしいの」

京太郎「約束?」

晴絵「…うん。当分…麻雀しないって」

京太郎「え?」







晴絵「勿論、インターミドル優勝までしたものを捨てろって言うのは厳しいと思う」

晴絵「でも…きっと京太郎は麻雀すると…症状が進んじゃう」

晴絵「また勝つ為に…大事なものを渡してしまうかもしれない」

晴絵「私は…そういうの…嫌だから…」

晴絵「もうそんな京太郎は見たくないから…だから…」

晴絵「今だけ…京太郎が元に戻る方法を見つけるまでは…」

晴絵「麻雀しないでくれる…?」

京太郎「…俺は…」


>>+2
1.約束する
2.確約は出来ない
※進路にも関係する重要な安価です
  ただし今回のみで進路が決まる訳ではありません



































>>約束する

京太郎「…分かった」

晴絵「…本当?」

京太郎「あぁ。レジェンドがそういうって事はよっぽどの事なんだろ?」

京太郎「その理由は分からないけど…レジェンドがそう言うなら…俺は従うよ」

京太郎「そもそもレジェンドが色々と教えてくれなかったらここまで来れてないし…」

京太郎「何より、泣かせた分の責任は取らないといけないしさ」

晴絵「…ナマイキ」

京太郎「うっせ。これでも一応、反省してるんだっての」

京太郎「自分の涙にもそういう効果があるって事に感謝しとけよな」

晴絵「ふふ」

京太郎「…ん?」

晴絵「それって私の事、女って見てくれてるって事?」プニプニ

京太郎「あー…くそ…しまった…」

京太郎「調子に乗らせたか…」

晴絵「ねーねー。そういう事なの?そういう事なんだよね?」プニプニ

京太郎「だー!くっそうぜぇぇ!誰が言うかよ!!」

晴絵「えー言ってよ。気になるじゃん」ニコニコ

京太郎「気になるって顔じゃねぇだろ!」















【System】
阿知賀進学ポイントが1あがりました
このポイントが二つたまると進路が阿知賀へと決定します
最終更新:2014年01月24日 04:41