中学三年――7月第一週~第四週

【中学3年生 ―― 7月第一週】

京太郎「(ホント宥さんって意外と推し強いよな…)」

京太郎「(なんていうから一度決めたら譲らないって言うか…)」

京太郎「(玄の奴も気楽そうに見えて一人で麻雀部護るつもりだったし…)」

京太郎「(なんだかんだであの二人は似たもの姉妹なんだろうな)」

京太郎「(意外と芯がしっかりしてるってのは共通してるんだ)」

京太郎「(宥さんもちょっと寒がりなだけで決してぐうたらって訳じゃないし)」

京太郎「(玄の奴もああ見えてかなりしっかりしてる)」

京太郎「(…この二人の母親ってどんな人なんだろうな)」

京太郎「(出来れば…会ってみたかった)」

京太郎「(…ま、しんみりするのもアレか)」

京太郎「(それより…そろそろ期末テストも近いんだ)」

京太郎「(しっかり勉強してかないといけないんだけど…)」




>>+2
末尾167 憧と勉強
末尾2 部活を頑張る
末尾38 やっぱり雑用は外せない
末尾49 玄とアルバイトを
末尾50 灼にリベンジだ!



































>>灼にリベンジだ

京太郎「灼ァ!お前の前の棚にあるオレオ取ってオレオ!」

灼「これ?」スッ

京太郎「おう。ありがとうな」

灼「…で、どうして私の家に?」

京太郎「だってお前、ボウリング場にいるとずっと仕事ばっかりしてるじゃん」

灼「そ、それは…」

京太郎「だから、こっちでちょっと休憩」

灼「…別にそんなの要らないと思…」

京太郎「ちょっと目ェ離すと一日中実家の手伝いしてるような奴の話なんか聞くかっての」

京太郎「それに…こっちの方が話しやすいしさ」

灼「ぅー…」ジィ

京太郎「そんな目で見てもダメだって。…それよりオレオ要るか」スッ

灼「でも、だからって年頃の女性の家に乗り込むって…」スッ

京太郎「ん?」

灼「もしかして京太郎…そういうのしたいの?」クスッ

京太郎「したいぞ?」

灼「ふぇっ!?」カァァ









京太郎「そりゃ俺だって恋人とかそういうの欲しいしさ」

京太郎「イチャイチャとかそういうのってやっぱ憧れるし」

灼「え?え?」カァァ

京太郎「なんだよ…別に俺だって何も朴念仁って訳じゃねーんだぞ」

京太郎「なんだか…憧にはすげーそういう風に見られてるみたいだけどさ」

京太郎「彼女欲しいとかそういうの思う時くらいあるっての」

灼「え…じ、じゃあ…わ、私…」スッ

京太郎「ん?」

灼「り…り…りっこ…立候補…あの…」フルフル

京太郎「…灼?」

灼「う…うぅ」プシュウ

京太郎「ってえ!?だ、大丈夫か!?」




















【System】
鷺森灼の好感度が1あがりました
次週の判定が自動的に大成功になります
























【中学3年 ―― 7月第二週】

京太郎「(結局、アレから灼は何が言いたかったのか教えてくれなかった)」

京太郎「(立候補までは俺も聞こえたんだけどなー…何に対して立候補するつもりなんだろう)」

京太郎「(クラス委員とかは終わってるし…まさか俺の恋人って訳じゃないだろうし)」

京太郎「(そう言えば…あんまり目立たないけど、もう少ししたら生徒会選挙か)」

京太郎「(もしかしたらそっちに立候補するつもりだったのかもな)」

京太郎「(あんまり口数が多い方じゃないけど、アレで居てあいつ面倒見が良い方だし)」

京太郎「(俺は他校だから応援する事しか出来ないけど、もし、相談された時は色々と考えてみるか)」

京太郎「(ま…それはさておき…テスト前だから…)」


>>+2
末尾偶数:憧と勉強だ!
末尾奇数:それよりもアルバイトだ!
































>>憧と勉強だ!!

京太郎「憧ェ!お前は俺にとっての新しい光だ!」

憧「ふぇっ!?い、いきなり何を言い出すのよ!」

京太郎「はは。なんか最近、あのコミックス読み直し始めてさ」

京太郎「あの辺りはまだアイツもああだったなーとか色々…」

憧「そ、そんな事急に言われても…」モジモジ

京太郎「…ん?」

憧「う、うちの神社の婚姻は二ヶ月先まで埋まってるし…白無垢のサイズ合わせとかしてないし…」

憧「あたし婚約指輪とか京太郎に返せるだけのお金ないし…えっと…えっとだから…」

京太郎「…あれ?憧?」

憧「あ、でも、とりあえず婚姻届だけでも出しに行った方が良いよね!?」カァァ

京太郎「お、落ち着け!良く分かんないけど落ち着いてくれ!!」

































>>大天使アラタソの加護により大成功

憧「…うん。とりあえず落ち着いた」

京太郎「そ、そうか…良かった」

憧「私も京太郎もまだ結婚可能年齢に達してないよね」

京太郎「あ、あぁ…うん。そうだな」

憧「それに婚姻届出すのには本人以外に認めてもらう人たちが必要だし」

京太郎「お、おう…?」

憧「まずここでするべきは京太郎のご家族に認めてもらう事が大事よね」

京太郎「え?い、いや…家族?」

憧「大丈夫。今までお義母さんには好感触だったし…」

憧「あ、あたしの方は大丈夫だからね。御父さんもそのつもりみたいだから」

憧「でも、今の間に家庭の味とか継いでいた方が後々、苦労しないだろうし」

憧「食生活の不一致で別れるなんて絶対に嫌だもんね」

憧「京太郎もそう思うでしょう?」

京太郎「え?あ、あぁ…うん」

憧「良かった。じゃあ、あたし一杯頑張るからね!」

京太郎「いや…頑張るのも良いけど勉強…」

憧「…え?」

京太郎「いや、俺、勉強教わりに来たんだけど…」

憧「…プロポーズは?」

京太郎「…え?そんなのしたっけ?」キョトン

憧「……」

京太郎「……」

憧「ふきゅぅぅぅぅぅんっ」ガバッ

京太郎「あ、憧!大丈夫だから俺、意味分かってないから!!」

京太郎「だからそんな風にベッドに逃げ込まなくても良いからな!!」

憧「余計悪いわよ馬鹿ああああ」ジタバタ















【System】
須賀京太郎の知力が2あがりました
バイト力が1あがりました
新子憧は布団に潜ったまま勉強を教えたようです



























【中学3年 ―― 7月第三週】

京太郎「(結局、アレから憧は布団から出てこなかった)」

京太郎「(何がそんなに恥ずかしかったのかわからないけど、ともかく恥ずかしくて仕方がなかったらしい)」

京太郎「(でも、そんなに恥ずかしい事言ったかなー…?)」

京太郎「(家庭の味云々は向上心と優しさから来てるものだろうし…)」

京太郎「(認められるってのも俺の幼馴染としてだろ)」

京太郎「(…あれ?でも、俺のお袋は憧の事素通りにするくらい認めてるよな?)」

京太郎「(最近は憧かしずのどっちが恋人になるかって冗談言うくらいだし)」

京太郎「(それなのにコレ以上何を認められるって言うんだ?)」

京太郎「(…ま、いいや。それより…)」

京太郎「(憧のお陰でテストも無事乗りきれたし今週は…)」


>>+2
末尾167 憧と勉強
末尾2 部活を頑張る
末尾38 やっぱり雑用は外せない
末尾49 玄とアルバイトを
末尾50 灼にリベンジだ!




































>>憧とさらなる勉強を

京太郎「憧…」

憧「ダメ」

京太郎「え?」

憧「勉強しに来たんでしょ?分かってるから」

京太郎「あ、あぁ…それはそうなんだけど…」

憧「ダメ。それ以外の事は言っちゃダメ」

京太郎「えー…」

憧「じゃ、じゃないとまた変な風に受け取ってボロが出ちゃいそうだし…」

京太郎「変な風って?」

憧「そ、そういうのも聞かない!」カァァ

憧「それよりほら勉強よ、勉強!」

京太郎「お、おう…」

>>+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※知力4王子様3で+7されます


































>>成功

憧「って事。分かった?」

京太郎「おう。分かったんだけど」

憧「そっか…じゃあ…今日はここまでにしましょ」

京太郎「…良いのか?」

憧「うん。テストも終わったのにそんなに詰め込んでも溢れるだけでしょうし」

憧「まぁ2周続けて勉強しようって思った事に免じて、今日はここまでにしといてあげる」

京太郎「そっか。まぁ、そろそろ集中力切れる頃合いだったし有難いよ」

京太郎「つか、何時もありがとうな。勉強見てくれて」

憧「…別に良いわよ、そういうの今更だし…それに…」スッ

京太郎「ん?」

憧「…抱っこ」

京太郎「…おう。おいで」ギュッ

憧「…んっ♪」

















【System】
須賀京太郎の知力が1あがりました
新子憧は前回触れ合えなくて寂しかったようです






























【中学3年 ―― 7月第四週】

京太郎「(この前の憧は大分甘えん坊だったなー)」

京太郎「(結局、勉強終わってから晩飯までずーっと向かい合って抱きしめてたし)」

京太郎「(スリスリって身体すり寄せるのまでやるなんて最近じゃ久しぶりじゃないか)」

京太郎「(まぁ、前の週はあんまりそういうスキンシップなかったからあいつも寂しかったのかもしれない)」

京太郎「(…ってもしかして…あいつその為に早めに勉強切り上げたんじゃ…)」

京太郎「(はは。まさかな)」

京太郎「(たまに変になる事はあるけど憧は真面目な奴だしそういうのはないだろ)」

京太郎「(それより…そろそろインターミドルも近いしな)」

京太郎「(頑張ってやっていかないと)」


>>+2
末尾1 憧と勉強
末尾267 部活を頑張る
末尾38 やっぱり雑用は外せない
末尾49 玄とアルバイトを
末尾50 灼にリベンジだ!






























>>灼にリベンジだ!

京太郎「灼」

灼「…何?」

京太郎「何やってるの?」

灼「…息抜き」

京太郎「…いや、息抜きは良いんだけどさ。良いんだけど…」

灼「…ん?」

京太郎「…なんで俺の上にいるんだ?」

灼「穏乃に自慢されたから」

京太郎「え?」

灼「京太郎の膝の上はとってもすわり心地が良いって」

京太郎「あー…あの馬鹿…」

灼「でも…本当に穏乃が言っていた通り…安心する」

京太郎「…そっか」

灼「うん。京太郎に包まれて…とっても良い感じ」

京太郎「…今ならサービスでナデナデもつけるけど」

灼「じゃ、お願いしようかな…」

京太郎「あいよ。何時も頑張ってる灼おねーさんに誠心誠意込めてご奉仕しますよっと」ナデナデ

「…あいつらボウリング場でボウリングしないで何やってるんだ?」

「アレって絶対入ってるよね」

「まさかあんなロリコンが普通に外にいるだなんて…!こんなに地球人と俺とで意識の違いがあるとは思わなかった!」















【System】
鷺森灼の好感度が1あがりました
須賀京太郎の次週の予定が確定で大成功となります
最終更新:2014年01月24日 03:34