中学三年――6月イベント

【中学3年 ―― 6月】

京太郎「(この前は憧を怒らせてあんまり勉強する事が出来なかった)」

京太郎「(だけど、俺にとっては今年が最後のインターミドルなんだ)」

京太郎「(それを補習だのなんだので潰されて…後悔したくはない)」

京太郎「(…とは言え、あんまり憧に頼りすぎるとあいつも大変だろうし…)」

京太郎「(この前怒った理由は分からないけどああやって俺の上に座ったり甘えてきたのは疲れているからだろう)」

京太郎「(やっぱりここは憧以外に頼るべきだな)」

京太郎「(でも…頼るって言っても…誰を頼れば良いんだろう…?)」

+2
末尾奇数:やえ先輩に
末尾偶数:宥さんに






















宥さんに

京太郎「(そうだな…)」

京太郎「(やっぱりここは宥さんにお願いするのが良いだろう)」

京太郎(確か宥さんの成績って結構良かった気がするし)」

京太郎「(今の時期なら外に出てきてくれるだろうし、カピーも会いたがってるし…)」

京太郎「(ま…まぁ、俺はちょっと気まずいんだけどさ)」カァ

京太郎「(なんだかんだで裸見てしまったのは許してくれたけど…)」

京太郎「(でも、あの光景は決して忘れられるものではないし…)」

京太郎「(…だからって何時までも避ける訳にはいかないよな)」

京太郎「(…よし。じゃあまずは…メール作って…と)」ポチポチ






宥「お邪魔しまぁす」

京太郎「あぁ、悪いな。教えてもらうのにわざわざ来てもらって」

宥「ううん。構わないよ。私今日、予定なかったから」

宥「それにどの道、今日はお散歩したいなって思ってたから」ニコ

京太郎「そっか…んじゃ、後で付き合うよ」

宥「…良いの?」

京太郎「あぁ。俺も予定ある訳じゃないしさ」

京太郎「それにこっちが付き合って貰ってるのに家まで送らないってのもひでー話だろ」

京太郎「俺も気晴らしに散歩したい気分だったしさ。長めの帰宅と思って適当にそこら辺回ろうぜ」

宥「…うん。ありがとうね」ニパー

京太郎「そりゃこっちのセリフ…って言うとまたややこしいな」

京太郎「んじゃ、そろそろ始めようか」

宥「うん」スチャ







京太郎「あれ?宥さんって目悪かったっけ?」

宥「ううん。そんな事ないよ」

京太郎「じゃあ、なんで眼鏡を?」

宥「あ…私って寒い時は眼鏡つけてるからか分からないんだけど…」

宥「基本的に眼鏡掛けた方が集中しやすくって」

京太郎「なるほど…条件反射とか思い込みとかそういうのかな」

宥「ふふ…そうかも」

宥「私って結構、単純だから」

京太郎「いや…そうでもないと思うけれど…」

宥「ううん。単純だよ」

宥「だって、こうして須賀君に頼られて嬉しいって思ってるんだもん」ニコ

京太郎「ぅ…」









宥「私、結局、この前のお礼出来なかったから…」

京太郎「別に良いって。それはもう須賀スペシャルの件で相殺ってなっただろ」

宥「うん…でも、やっぱり私の気が済まなくて」

宥「迷惑…かな?」シュン

京太郎「…そんな訳ないだろ」

京太郎「そうやって宥さんに思われてるだけで俺はすげー嬉しいよ」

京太郎「ただ、あんまり重く考えないで欲しいな」

京太郎「俺はただごく当たり前の事をしただけなんだからさ」

宥「…ふふ」クスッ

京太郎「…ん?」

宥「…あ、ごめんね。私、そう言ってくれると思ったんだなって…」

京太郎「…何を?」

宥「あの日の事。…須賀君がそうやって言ってくれるって分かってたから…私はここまで来たんだなって…」

京太郎「…んーよく分からないけど…まぁ、来るんなら何時でも来て良いんだぞ」

京太郎「カピーも宥さんに会うの楽しみにしてるしさ」

宥「…うんっ♪」

宥「あ…じゃあ、脱線してないでそろそろ始めようか」

京太郎「あぁ、そうだな。悪いけど…よろしく頼む」


+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※知力により+3されます
































成功

宥「はい。お疲れ様」

京太郎「う…うぅぅ…」ドサ

宥「大丈夫?」

京太郎「あぁ…ちょっと頭の中が色々と煮立っただけだ…」

宥「…ふふ、じゃあ…はい」

京太郎「ん?」

宥「こっちおいで。膝枕してあげる」

京太郎「…ん」イソイソ

宥「くすっ…もう抵抗しないんだね」

京太郎「逆らっても無駄だってそう分かったからな…」

宥「…ちょっと残念かも」

京太郎「おい…灼みたいな事言わないでくれよ…」

宥「あ、ごめん…でも恥ずかしがる須賀君ってとっても暖かいから」

京太郎「それって赤いってだけで言ってね?」

宥「ち、違うよ。ちゃんと色々と考えていってるから」

京太郎「うーん…それなら良いんだけどさ…」








宥「でも…こうして須賀君が膝の上にいると…」

京太郎「ん?」

宥「…なんだかとっても暖かくて落ち着く」ホワー

京太郎「それは俺のセリフなんだけどなー」

宥「ふふ…暖かくなってくれてる?」ナデナデ

京太郎「宥さんみたいな人に膝枕されてて暖かくならない男なんていねぇよ」

宥「ふぇっ!?」カァァ

京太郎「なんつーか…包容力が違うよな」

京太郎「玄なんかにはこういうの出せないよ、うん」

宥「あ、そ、そっちの意味…なんだ」マッカ

京太郎「ん?」






宥「ううん。何でもない。それより…」

京太郎「もっと言えって?」

宥「うん。暖かい言葉…ご褒美に一杯欲しいな」モジモジ

京太郎「って言っても…この前で分かっただろうけど俺の語彙なんてあんまりないし」

京太郎「途中で絶対、ネタが尽きるぞ」

宥「あ、じゃあね…じゃあ…」

宥「好きって…言って…くれない?」カァ

京太郎「え?」

宥「あ、ひ、膝枕が好きって事だよ!!」マッカ

宥「わ、私の事は好きでも何でもなくて良いから…」フルフル

宥「あの…出来れば…言って欲しいかなって」

宥「多分…それが一番、暖かくなれる言葉だと思う…から…」ジィ

京太郎「…あー…」

+2
00~50 一回だけ
51~99 幾らでも好きだよと言う
※男気により+9

































一回だけ

京太郎「…じゃあ、一回だけだぞ」

宥「一回だけ…?」ジィ

京太郎「そ、そんな風に見てもダメなもんはダメだって!」

京太郎「つか…そもそもそういうの軽々しく言うもんじゃないだろ…!」カァ

京太郎「幾ら膝枕に対して言えって言われても…宥さんに対して言ってるのは変わりないんだし…」

宥「…やっぱり私じゃダメ?」シュン

京太郎「ち、ちがーよ。そっちじゃなくて…だから…」

京太郎「…宥さん魅力的なんだよ」

宥「え?」

京太郎「だ、だから…宥さん可愛くて包容力あって料理も上手だから!」

京太郎「好きとか言うと意識するって言ってるんだよ!!」

宥「ふきゅっ!?」カァァ

京太郎「…ったく…ここまで言わせるなよ…鈍感」

宥「あ…あぅぅ…」モジモジ



宥「あ、あの…えっと…」

京太郎「…ん?」

宥「わ、私も…ね…同じだよ…」

京太郎「…え?」

宥「…須賀君の事…格好良くて優しくて…強い人だってお、思ってる…から」

京太郎「お、おう」

宥「…好きだって言われると意識しちゃう…かなって…」カァァ

京太郎「え?」

宥「う…ううん!な、何でもない!何でもないから!」アタフタ

宥「そ、それより…一回きりの好き…私…まだ聞いてない…よ?」オズオズ

京太郎「…さっき言ったのじゃ…ダメか?」

宥「…アレはアレで暖かかったけど…でも、全然足りないよぉ…」

京太郎「あー…ぅー…じゃあ…ちゃんと聞いとけよ」

宥「…うん」














京太郎「…俺、宥さんの事好きだ」

宥「うんっ私も須賀君の事大好きだよ…っ♥」






















【System】
松実宥の思い出が10になりました
松実宥の好感度が11あがりました
松実宥の現在の好感度は76です
須賀京太郎の知力が1あがりました
最終更新:2014年01月24日 03:35