中学二年――2月第三週~第四週

【中学二年 ―― 2月第三週】

京太郎「(結局アレから何だかんだでチョコは5個貰う事が出来た)」

京太郎「(まぁ、当日に貰った訳じゃない分もあるから含めるのはどうかと思うけどさ)」

京太郎「(そもそもチョコ貰えたのは何時もの面子だし)」

京太郎「(ただ、今年は玄の奴から貰えたのがちょっとだけ嬉しい)」

京太郎「(毎年、義理チョコですらもらえていない状態だったからなぁ)」

京太郎「(…代わりに…鷺森からチョコは貰う事が出来なかった)」

京太郎「(…なんだかんだ言って…気まずいまま連絡が取れなくて…)」

京太郎「(…このままじゃいけないよな)」

京太郎「(なんとか…なんとかしないといけないんだけど…)」



>>+2
末尾16 憧と勉強
末尾27 部活を頑張る
末尾38 やっぱり雑用は外せない
末尾49 玄とアルバイトを
末尾50 やっぱり鷺森の事が気になるし…


































>>やっぱり雑用は外せない

京太郎「(ともかく雑用だ!雑用に掛けろ)」

モブα「ちょっとアレ見な」

モブβ「エースが通る」

京太郎「~♪」

モブβ「…いや、まぁエプロンつけてウキウキしながら荷物運ぶ奴がエースかって気もするけどな」

モブα「上機嫌だし…あまり偽りの言葉を掛けるべきではないのだろうが…」

「あ、先輩!それ、俺がやりますから!!」

京太郎「良いって。好きでやってるんだから」

「いや、でも、先輩に掃除させるなんて…」

京太郎「大丈夫大丈夫。それより一局でも多く打って上達してくれた方が俺は嬉しいよ」

モブα「どう見ても我が闇の軍勢たる阿太峯最強の男とは思えんな…」

モブβ「本気で雑用好きだからなぁ…あいつ…」


>>+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※雑用4されます


































>>失敗

京太郎「ふっ…燃え尽きたぜ…真っ白にな…」

憧「あー…もう…調子に乗って一年生の分まで引き受けるから…」

京太郎「いけそうな気がしたんだよ…うん…したんだけどさ…」

憧「…それで部活時間中に終わらなきゃ元も子もないでしょ」

京太郎「面目ない…」

憧「…ま、仕方ないからあたしも手伝ってあげる」

京太郎「え…でも…」

憧「どうせあたし、京太郎が帰るまで帰れない訳だし…アンタの仕事横で見てるのも暇だしね」

憧「それとも…あたしはお邪魔?」

京太郎「…そんな事ねぇよ、すげー助かる」

憧「ふふ…じゃあ…早めに終わらせちゃいましょうか」

憧「帰ったら色々とやりたい事もあるしね」

京太郎「おう」

「先輩…これ俺たち手伝わなくて本当に良いんですか?」

モブβ「良いから。あいつらを二人っきりにさせといてやれ」

モブα「それが一番の献身って奴だぞ」

「は、はぁ…」














【中学二年 ―― 第四週】

京太郎「(ぬぐぅ…まさか今更、この俺が雑用に失敗するなんて…)」

京太郎「(…この二年間…俺は何をやってきたんだ…)」

京太郎「(…なんか麻雀で負けた以上に落ち込んでるかもしれない…)」

京太郎「(ま…下級生相手に格好つけた上にあの体たらくだもんなぁ…)」

京太郎「(唯一の救いは下級生の俺を見る目が変わらなかった事くらいか)」

京太郎「(ただ、何故か俺と憧が一緒だとそそくさと俺たちの周りから人がいなくなるんだよな)」

京太郎「(アレって一体、どういう事なんだろう…)」

京太郎「(ま、いいや。それよりも今週は…)」

末尾16 憧と勉強
末尾27 部活を頑張る
末尾38 やっぱり雑用は外せない
末尾49 玄とアルバイトを
末尾50 やっぱり鷺森の事が気になるし…



































>>玄とアルバイトを

京太郎「(さて、今週も楽しいアルバイト…っと)」

玄「あ、京太郎君」

京太郎「おう。どうした?」

玄「えとね…その…」

京太郎「ん?」

玄「…ううん。なんでもない」

玄「…ここで何か言っちゃうのは流石にフェアじゃないし…」

京太郎「ん?」

玄「それより…ほら、今日も一緒に頑張ろうね!」グッ

京太郎「お、おう…」


>>+2
00~30 失敗
31~60 成功
61~99 大成功
※バイト力につき+2



































>>成功

玄「お疲れ様」

京太郎「おう、玄。そっちも終わったか?」

玄「うん。もうご予約のお客さんは捌けたよ」

京太郎「そっか。良かった」

玄「でも…京太郎君、その制服結構似合って来てるよね」

京太郎「そっか?」

玄「うん。最初はまっさらで着られてるって感じだったけど…今はちゃんと着こなせている感じ」

京太郎「まぁ…なんだかんだで一年勤めてるからな」

京太郎「そりゃ多少は着こなさないと一年間何やってたんだって話になるし」

玄「ふふ…でも…一年間、凄い助かっちゃった」

京太郎「まぁ…失敗も結構あったけどな」

玄「それを差し引いても、一杯助けてもらっちゃってるから」

玄「だから…私…」

京太郎「ん?」

玄「…ううん。何でもない」

玄「それより…またよろしくね!」

京太郎「お、おう…」






















【System】
須賀京太郎のバイト力が1あがりました
最終更新:2013年11月02日 15:55