リオ「おはよ、エデアさん 今日は何を見に行く?」 リオ「ふう、逃げ切れたみたいね」 リオ「流石ベロニカ!帝国への精通っぷりは伊達じゃないわね!」 リオ「アレッサが協会の追手以外にも変なのがいるって言ってたの、きっとこいつらね」 リオ「ここに来る時は、必ず帽子を取る事を誓います そしてどうか、また門をくぐらせて下さい・・・彼の記憶にとって思い出深い場所ですから・・・・・・私にとっても・・・ 何とぞお願い致します・・・」 リオ「今はリオ・ハークロットよ 町長さん」 リオ「知ってるの 貴方は私が動かしているんでしょう?私は貴方を弄んでいるの?」 エデア「マァマァ・・・そうガッつくなって」 エデア「中々洒落た舞台じゃねェか・・・さァ、誰からオレと踊ってくれンの?」 エデア「ヘ・・・ソッチのボーヤみてェにすぐオネンネしてくれると、オレも楽なンだがねェ」 エデア「下がってな、キティ」 エデア「オレはリオの意思だし、"エデア"の意思だよ」 エデア「ホラ・・・約束はちゃーんと守るだろ?」 エデア「オレを知ってる古い住人にとっちゃ、リオは疫病神に思われてるフシもあるからな 偶発的とは言え・・・」 エデア「さぁーて、御供しますか!」 エデア「へッ、ざまぁねェな」 エデア「背中は任せな」 エデア「ザコに用はねーよッ!」 エデア「ネクロマンサー連中は皆生きたい様に生きてるだけだ モラルなんて聞こうとしねェ方が良いぜ 最も、モラルを説く人間も信用なんねェけどな」 エデア「オレ、なンか怒ったっけ?」 エデア「おいリオ あのロザリオ、アレ相当ヤベェぞ 隙を待って適当に逃げろ」 エデア「全く過去のキメラ事件で死者には困らねェな」 エデア「・・・随分とカルいノリじゃねェか?」 エデア「最近フリーのネクロマンサーが増えてやがるが、アンデッドが都合良く手に入るからな ヘンな輩も増えるだろうよ」 エデア「もうオレにはあの力は無い オマエを守ってやれるのはこの刃と、ネクロマンサーとしてのオマエの、オレを再生する力だけだ」 エデア「・・・おう ・・・じゃあな、オマエら、また来るぜ 元気でやっててくれよ」 エデア「特に理由は有るんスけどー」 エデア「ざァーんねんッ」 エデア「エ~ ソレ言っちゃう?リオさーん つッまんねェの」 エデア「・・・オイ コイツどーすンだよ」 エデア「へ・・・」(手数多過ぎンだろオイ) エデア「・・・・・・何してやがる」 エデア「ちッくしょ、格好悪ィ みっともねェモン漏れちまったろーが」 エデア「でーもねえ、これじゃあ大事な女もキズ物にし兼ねないンだわ」 エデア「セコい手使って喜んでンじゃねーよ 今更後悔すンじゃねェぞ」 エデア「心さえ消しちまえば、偶像になるのはまーまー簡単だぜ」 エデア「貫く剣先の感触がこの胸から離れねェのさ」 アレッサ「貴方に捧ぐ花なら無いわね」 アレッサ「適当に撒いておいたわ」 アレッサ「精々稼がせて貰おうかしら?」 アレッサ「楽におなりなさいな」 アレッサ「やり合うだけ無駄ね」 アレッサ「あら、見ものじゃないの」 アレッサ「アタシらは北側で素性を隠して支社の仕事を請け負ってるけど、研究媒体にしたいから自滅してこい、なんて暗に言ってる様なものもあるわね」 アレッサ「デューク何を黙り込んでるわけ?アナタの事だから難しい事でも考えていたんでしょうけど、帝国なんてアタシ達には始めから関係無い事よ 行きましょ 立ち止っていると夜風で冷えるわ」 アレッサ「詰まらない事を言うわね、アナタ 今更キメラが何よ・・・解ってるわ」 アレッサ「アンタよりは格上だと思うけど?身の振り方弁えないと、そこのお譲ちゃんが土になるよ」 アレッサ「フン とっとと行って身ぐるみ剥がされちまえ」 アレッサ「今宵の依頼、久々にアナタと行動できて嬉しいわ 別行動中に何があったの?もっと話をして頂戴」 アレッサ「アタシはアナタの声の事だけ考えていたわ これを片付けたらアナタに会えると・・・だから、何でも良いから話をしていてくれない?」 アレッサ「チッ、気味の悪いゾンビなんか連れやがって 何?コイツ崩れそうじゃない アハハハッ!こんなの連れてどこ行こうって?!」 アレッサ「・・・依頼品を届けに来ただけよ それ以上の用は無いわ」 デューク「・・・おい、よそ見はするな」 デューク「・・・奴らの気配は消えたぞ」 デューク「フン・・・やるじゃねぇか」 デューク「・・・遅かったじゃねえか」 デューク「ネクロマンサーを手の届く範囲内で放し飼いにする事で、富国強兵を図ってやがる 才でた奴を人知れず捕えて研究材料にしているらしい・・・最近名を上げてきた奴が昨日消えた」 デューク「ああ、帝国軍の訓練の他・・・人造兵の実験も兼ねてるらしいぜ」 デューク「人造兵か・・・ 荒野で見たアレは・・・あの突起だらけのアンデッドは一体何なんだ?まるでトカゲか何か・・・あんなアンデッド、通常の呪術で造れる筈が無え・・・ 帝国軍の臭いがするぜ・・・」 デューク「・・・アンタ、新顔らしいから教えといてやる この先の荒れ地には賊しかいねえ」 デューク「・・・アンタ、軍の者らしいが、奴らは暗殺者と変わらんぞ 地の利じゃ圧倒的に不利だ ・・・元兵士のよしみで教えておいてやる」 デューク「・・・・・・アンタが何者かは聞かねえが この先がどこか分かって言ってんのか」 デューク「・・・本名で呼んでやれ」 ノイエス「帝国は秘密主義なので、入国には面倒な手続きや検査があります 帝都門に併設されたネクロマンサー協会支社は、それをパスできる効率的な仕組みと言えるのではないでしょうか」 ノイエス「さて、準備を整えて行きましょう」 ノイエス「ふう、ここまで来れば安全でしょうか」 ノイエス「どうしました?マスターと、はぐれてしまったのですか?」 ノイエス「・・・彼女には彼女なりの考えがあったのでしょう 我々とは感覚の違う生き物と言っていいでしょうからね・・・」 ノイエス「・・・・・・魔女ですか」 ノイエス「私もメイベルさんと同意見です 彼女を、もしあの場で殺していれば・・・ 魔女を扱う事、それは自然と対話するに等しい行為 無暗に命を奪っては、一旦激化したキメラの攻撃を鎮める術さえ無くしてしまうのではないでしょうか・・・」 ノイエス「何を案じてらっしゃるのですか、ベロニカさん」 ノイエス「精神の成長はアンデッドになるとほぼ止まる様ですね」 ノイエス「ありふれた答えは望まないのでしょう?」 ノイエス「なんと罪作りな・・・彼を今すぐ粛清しなければなりません」 ノイエス「ほぼ私は出払ってますからね 実質メイベルさんが本部の聖堂を世話してらっしゃいます 大変ご苦労をお掛けしております」 イヴ「・・・・・・?」 イヴ「・・・・・・♪」 バルログ「チッ・・・まあいい、獲物は他にもいる」 バルログ「イイ顔しやがる、が、むやみに怒りは買わねえ主義よ 俺が植え付けるのは畏怖だけだ」 バルログ「少しマトモになってりゃ奪いに行く価値もあっただろうによ もう暫く遊ばせてやるか」 バルログ「この計画に馬鹿を入れてえ 場を掻き回す様な最悪の馬鹿をよ」 バルログ「チッ・・・まあいい、獲物は他にもいる」 バルログ「答えてやるとでも思っているのか?」 バルログ「なら聞くんじゃねえ 俺は無駄が最も嫌いだ」 バルログ「何を考えているかは聞かねえが、俺が絶対だ 忘れるな」 ベロニカ「おい、バルログ 貴様、この屈辱・・・ぐっ!」 ベロニカ「居心地が良い・・・皮肉なものだ」 ベロニカ「・・・追手は来ない様だ・・・」 ベロニカ「ゥ・・・、帝国の為にも、無駄死にだけは・・・してたまるものか・・・っ!」 ベロニカ「帝国は貪欲だ 支配下の土地を増やしたいと常に思って動いている 雪国は今帝国が最も目を付けている・・・というか、反乱勢力を潰そうとしている地区だ」 ベロニカ「おい・・・貴様、私の体をどこに隠した・・・」 ベロニカ「・・・無駄だろうな」 ベロニカ「こう答えるという事は、体はまだ残してある可能性もある様だな・・・」 ベロニカ「私の体はバルログの切り札だろうからな 人に戻れる望みを持たせ、私に反抗させない気だろう 万が一の取引材料にもなる」 ベロニカ「今のままでは帝国に近づく事さえ出来ない このバーサーカーの体そのものが軍事機密だ」 ベロニカ「賊に盗まれた揚句、民の前に姿を現すなど 重罪と呼ぶ事さえ生易しい」 ベロニカ「私が自決したとしても、バーサーカーの肉体が残る事になる どちらにせよバルログが帝国を揺さぶる機密を握っている事に変わりない」 ベロニカ「・・・最善の策を考えろ バーサーカーと成り果てはしても、私は国に命を捧げし騎士 必ずや貴様を断頭台に送る事を誓おう・・・」 メローナ「あ―――― これ以上のヒマって無いわよね――― マゴールの実技の方がまだマシだわ」 メローナ「そもそもアタシには必要の無い講義ばっかり もっと中身のある授業じゃないとやってらんないわ マジになって受けてる奴アッタマ悪いんじゃないの」 メローナ「アンタが言うと腹立つわね」 メローナ「ったく学院の授業なんて下らなすぎてやってらんないってのよ」 メローナ「何でアンタがサムって名前なのよ!!村人Aでいいわよ!」 メローナ「な~んかアタシの旅先でぶつかりそうな気がするわ、アイツ」 メローナ「何かしら、アレ マゴールの奴なんか落として行ったわ、何々・・・ !? 禁書!!」 メローナ「もしかしてコレってば、院生立ち入り禁止の書館にある本じゃない?!ヤバい呪いでもかかってんのかしら!マゴールが見てたくらいだし大丈夫よね!」 メローナ「こうしちゃいられないわ!この世にこんな素敵な殿方が存在するなんて!!こんな陰気でちっぽけな学園に留まってられるもんですか!!」 メローナ「これよ!この本の124ページ!ここの挿絵が一番見栄えが良くていらっしゃるの!」 メローナ「何か文句ある?!」 メローナ「フーン・・・規模の割にはシケてるけど、こんなモンかしら」 メローナ「あ゛ぁ゛煩いッ!!」 サム「・・・あれって確か『異世界』の本なんだよね 本当に大丈夫なのかなあ・・・・・・」 サム「・・・ふ、ふうん・・・それで旅に出たんだ・・・」 サム「あんなのに目を付けられたら追い回されそうだなあ」 サム「ああ~呪詛の声があ~!呪われるう~!」 サム「メロ~ナ~ ねえ、メロ~ナってば~ メロ~ナ~~~ ねえってば~~~」 シュハン「愛しい愛しい僕のヴィラテナ・・・」 シュハン「ああ・・・ヴィラテナ どれだけアンデッドを造っても、どんなアンデッドを造っても、愛しい君には敵いやしないよ、ヴィラテナ」 シュハン「君に造ってあげるお友達はどれも唯の怪物ばかり なんと可哀そうなヴィラテナ 僕の力が及ばないのか?」 シュハン「・・・・・・・・・僕は決めたよ こんな屑しか造れないのなら、君のお友達が誰も居なくて悲しいのなら・・・僕がゾンビになればいい とても簡単な事だ これでずっと一緒に居られるよ」 シュハン「・・・愛しているよ、僕のヴィラテナ」 シュハン「ああ良かったヴィラテナ、探したんだよ どこに行っていたんだい 勝手に出歩いちゃいけないじゃないか」 シュハン「ふふふ・・・私は逃亡中の身なのでね フードは国の外に出るまで取る事は出来ないよ」 シュハン「僕のヴィラテナにかかれば怖いものなど一切無いよ けれども軍勢を相手取るなんて、ヴィラテナにもしもの事があったら僕は・・・」 シュハン「ヴィラテナと脱出を試みるのは夜だ 彼女はキメラとの合成体だからね 精神体でありながら物質の要素を持っているんだ つまり壁をすり抜けたり透明になったり、ゴーストの基本的は能力は使えないのさ それで人目をはばかる必要があるって訳だ」 シュハン「ヴィラテナが牙を向くのは僕が傷を受けた時だけ さあ逃げよう、僕の為だけのヴィラテナ」 ヴィラテナ「お父様、いざという時はヴィラテナがついております」 ヴィラテナ「お父様、どこですの?ヴィラテナはここにおりますわ」 ヴィラテナ「お父様~;お父様が見当たりませんわ;」 サンディ「私は戦う術を持たないからな 頭と逃げ足で負けてしまったらアウトだ」 サンディ「危うくうちの二人が土になるところだったよ ああいう話の通じない連中は苦手だね」 サンディ「何、アルベロとラシーヌ抜きでな 幸い二人は匿ってくれる村が幾つかある 一人で出向いた私に、奴は何をするでも無かったな」 サンディ「私は植物医じゃないよ 大地に横たわる朽ちた木々を、ただ立ち上げる事しか出来ないのさ」 サンディ「紅茶でも一杯どうだい?うちのは格別だよ」 サンディ「善行、か・・・私の心を埋める為か・・・私の本当の望みは何なのだろう・・・復讐?いや違う、訴えること? ・・・ああ、今はただ、彼らと共に、この旅を続けたい・・・」 サンディ「・・・・・・うん、美味しかったよ ありがとう、二人とも」 サンディ「さ、次の村までもう少しだ アルベロ、ラシーヌ、行こう」 サンディ「ふう、私も歩き通しで少々疲れた お茶でも入れてくれないか?」 サンディ「さてと、ここいらで休憩しようか」 サンディ「君達がいてくれるだけで、私は嬉しいんだ」 サンディ「ああ いい風だ」 サンディ「逝く前に一杯どうだい 紅茶だけどね」 サンディ「構わないさ 君の時間が許すまで話を聞かせておくれ」 サンディ「私は君を見送る事は出来るよ」 ラシーヌ「美味しいお茶が入りましたわ、サンディ様」 ラシーヌ「ふふふ、アルベロは欲張りね」 アルベロ「おはよう、サンディ 良い天気になったね、香りの良いお茶が入りそうだ」 アルベロ「そうだね、僕達は疲れ方を忘れてしまったけれど、サンディが教えてくれるから助かるよ」 アルベロ「皆僕達のお茶を美味しそうに飲むけれど・・・大丈夫なのかい?僕らのお茶は、僕らの花を使ってるだろう?サンディが提案してくれたものだけど・・・僕は少し心配だな 呪術のかかった花のお茶だなんて」 ノラ「ただいまダーリン、今日は面白いヒトたちに会っちゃった。名前?アハハッ、次は殺す前に聞いとくね!」 ノラ「あはァん、其処のイケてるお兄さん、お茶しませんか!ついでにキレーなおめめも2個ほど頂けたらちょーハッピー☆」 ノラ「やっだぁハニーちゃん そんなにピリピリしてちゃ美容に悪いですよぉ?」 ノラ「逃 が し て あ げ る ☆ ワケないじゃないですか!折角の再会なのにー!」 ノラ「きゃっ❤コレが粛清者のアンデッドちゃんですか!一回見てみたかったんですよね!」 オウル「オイ!クソッ、駄目だ、反応しねぇ・・・俺は・・・コイツを連れてきて、何が出来るってんだ・・・!」 オウル「アンタは、いつ何時でも状況を楽しむ奴だな・・・」 オウル「どけと言ってる 俺は急いでるんだ」 オウル「黙れ!!落ちぶれた術師風情が!」 オウル「忠告は受け取ろう だが俺はコイツを・・・!余計な事はいい!ここを通してくれッ!!」 オウル「クソッ!」 リーリア「・・・・・・・・・」 リーリア「ありがとう 幸せになるね、私 そっちも早く良い人見つけてね!」 ダンテ「誰か一人でもいい!俺の話を聞いてくれ!!」 キャロキャット「やあやあやあ!今日は何の実験だい?!」 キャロキャット「瓶底ちゃんと呼んでも良いぞ!」 キャロキャット「ナイス先回りだオウム君!後でクラッカーをあげよう!」 キャロキャット「上出来だオウム君!それでは早速彼を運んでくれたまえ、助手君」 キャロキャット「ここらで良いだろう!さあ枷を外してやってくれ!」 キャロキャット「よ~しよし、心配後無用!安心して寛いでくれたまえ 君に危害を加えるつもりはこれっぽちも無い!」 キャロキャット「クラッカーはお気に召さないかい?ならこのとっておき秘密ゾンビ、生肉製造機で私の」 キャロキャット「ああっ、私の秘密ゾンビが~!」 キャロキャット「ああ~!スーパーレアなキメラゾンビサンプルが、逃げて行く~」 キャロキャット「いかんじゃないか!まっこともって遺憾だよ、助手君! 何だって?切り身を大事にしなさい?違う?」 キャロキャット「ああ、私の体を案じてくれたのかい?それなら仕方が無い!今回の件はお咎め無しにしてあげよう では諸君、再度森へ探索に入るぞ!」 ジョージュ「・・・・・・」(こくり) ジュ・テーム「アッハーン!ムチムチ!!」 ジュ・テーム「トレビア~ン!!」 ジュ・テーム「コノスットコドッコイ!」 ジュ・テーム「テヤンデイ!スットコドッコイ!ボンジュールマドモワゼル?」 エル「俺は帝都へ下る 数年程会えなくなるが、待っていてくれ、トコ」 エル「敬語はやめてくれ、トコ」 エル「・・・・・・トコ」 エル「二人の時ぐらい、俺を"様"で呼ぶな」 エル「・・・・・・これは、強制されてやってるわけじゃない」 トコ「ふふ、エルったら そんなに真面目な顔しなくても・・・」 トコ「・・・隣、いい?」 トコ「ね、エル様 その手に持ってらっしゃる剣・・・私にもよく見せて」 トコ「ふふ・・・綺麗な曲線」 トコ「なあに?エル様」 トコ「・・・はい、エル」 トコ「ふふふ、エル様・・・ ・・・エルも、二人の時くらい、男の子のふりはやめて」 カラブラン「グル・・・グルルルルルル」 カラブラン「キャイーン!!」 カラブラン「ウ~~~・・・」 アン「うふふふ、がががガオちゃん、おすわり!あははっでで出来た出来た!良い子!」 ガオ「ガ・・・ガウゥ・・・ガ、ガウッ!」 ギルバート「・・・・・・あ゛・・・う゛・・・」 フランボワーズ「パパに美味しいパンを買っていってあげるの!あとお薬もねっ♪」 フランボワーズ「パパ!そろそろ行きましょ、もうメーキャプの時間よ!」 ランキス「貴殿はこの町の存在意義を知った上で、それを仰るのか?」 ランキス「私はエデアでは無いが・・・ことの全てが貴女の所為と言うわけでは無い・・・ ただ、我々にも受け入れる時間が必要だという事だ」 ランキス「・・・・・・彼は居てくれて構わん・・・ ・・・だが、"被り物"は取って頂こう・・・ ・・・それは我々に対する冒涜だ・・・・・・」 ランキス「ああ、言われたところで我々も許せる程、薄情では無いしな」 ランキス「はは、貴女に言われると、自分で分かっていても苦笑してしまうよ、ドール」 ランキス「・・・貴方の来訪を許可する、リオ・ウィルセフト ・・・しかし我々が貴女に気を許した訳ではない事を、肝に銘じておいてくれ」 ランキス「待て、リック あまり深入りするな もはや我々には干渉する必要の無い問題だ」 レイシー「おかえんなさい新入りさん あんたの部屋はね・・・」 レイシー「あ~、そこにイモリの黒焼き粉末で入れると美味しいよね~!」 レイシー「・・・っあー、歌い手さんは知らないのかー 普段料理しなさそうだしね 私達は死んでから味覚も狂っちゃってんだよ 霊魂の糧になるような呪術的なものを食べると体がしゃっきりするのよ 人が心をこめた物でも良いんだけど、それはここじゃ手に入らないしね」 レイシー「もうあんたにキティって呼ばれても、からかわれても、何だか怒れないわよ」 レイシー「寧ろね、私、一回も泣いてないのよね 人形だから涙は出ないけど エデアの知らせはリックが持ってきたわ ・・・一度、宿舎の自室で思い切り泣きたいわ」 レイシー「あれ?歌い手さんじゃない、どうしたの?宿舎の客にでも歌いにきたの?」 リック「・・・・・・・クックッ、随分と割り切りが良いようだな 貴様は町長の器に相応しいよ」 リック「フン、それは私の管轄外だ もっとも、アンタの目玉1つと引き換えに運んでやらん事もないが?」 リック「ああ、私は唯一空を飛べるからな 時々はアンタ等を視察させてもらっていた ・・・アンタは、ユギスの遺跡から一人で出てきたな・・・よく知った魂の残り香が残る頭蓋骨と共に・・・」 リック「クックックッ、皆さん義理人情にお厚いねぇ、クックッ」 ルーザー「ありゃあ毎日仕事に追われてるからな ちゃらんぽらんがいねぇと息抜きの一つもできねえのさ」 ルーザー「ほう、随分と直し甲斐のある鍋だな」 ラーバリスの歌い手さん「綺麗な名前をありがとう 私はユレアね!」 ラーバリスの歌い手さん「ユレア?・・・それは誰?知らないわ、私・・・」 アイリーン「あっ、レイシーさん このお皿、ここで良いんですよね?」 アイリーン「そうそう、カエルのしぼり汁も忘れちゃダメですよ、歌い手さん♪」 アイリーン「あ、あれ?私何かおかしな事言いました?」 アイリーン「お客様がレイシーさんと平気で渡り合ってる・・・!;」 アイリーン「だってレイシーさん、ちっちゃくて可愛いですもんね!」 アイリーン「わぁ、凄い洗い物の量・・・!あ、レイシーさん、はい、頑張りますっ!」 ラーバリスの町長さん「鍵もランキスに預けておる・・・ワシの仕事は、もう寝るだけじゃ ほっほっほ」 メイベル「お還りなさい 神の御元へ」 メイベル「如何なる時も貴方が呼び出した死者に敬意を忘れてはいけません さあ、お還りなさい」 メイベル「いいえ、そのような事は無いと思いますわ」 メイベル「さて、皆さんはネクロマンサーになると誓ってからうんぬんかんぬんうんたからんたら」 ノールアス「術師の本分は探求にこそ在り、じゃ」 マゴール「・・・本日は実技を行う 皆、共同墓地の前に集合するように」 マゴール「ゾンビとゴーストの違いについては、また次回とする・・・ よし、今日の授業はここまで・・・」 グラン「オレの炎で焼きつくす! 業熱! 獄・炎・葬!!」 キャロライン「君、どうだい、ここにロケットパンチと鳩時計を付けるんだ。素晴らしいと思わないか!」 キャロライン「やあやあやあ!研究員諸君!見てくれたまえ!」 キャロライン「今回は自信作だ!」 キャロライン「ああ~、頭も残りそうにない またイチから造り直しだ!」 キャロライン「うむ!これは間違いなく上手くいくぞ!100%を保障しよう!」 キャロライン「おお助手君!良いところに来てくれた この部品を持っていてくれないか?女の私にはいささか重すぎてね」 生前ジョージュ「所長、欲張りすぎです!少な目に見積もってあと3分の1は減らさないと」 生前ジョージュ「体中のギミックが連動してるじゃないですか!」 生前ジョージュ(・・・言いそびれちゃったな) 生前ジョージュ「はぁ・・・所長、昨日も寝てないのかなあ・・・」 ディーナ「リオー、ちょっとアレやっといてー あ、これもついでにー それ終わったら好きに本読んでていいからねー」 ディーナ「よしよし、良好、良好」 ダ・カーポ「ऊփकЖऐബ、എഢഔໜഌആ、୩ऑशउ」 トーイ「あう、あうう~・・・あう?」 トーイ「あうあう、うああうあ~」 トーイ「うあ?」 トーイ「あう~」(よちよちよち ずる べちゃ) トーイ「うあっ!」(BOOOOOM!!!!!) トーイ「う~あ~」(ばちばちひゅーどっかんびしゃびしゃばりーんぱっぽーぱっぽーぱっぽー) 彼の頃のベロニカ「止めておけ!私が吐かせる ・・・全く、下種はどっちだ」 彼の頃のベロニカ「・・・神父よ 我々が成した事は、新たな災厄を招く事だったのか?」 彼の頃のベロニカ「あれを慕う生物共を刺激せぬよう取った策だったが・・・裏目に出たのだろうか・・・」 彼の頃のベロニカ「・・・・・・だが あれは・・・命に対する冒涜だ ・・・あれが慕われる行為だと? ・・・・・・笑わせる」 彼の頃のベロニカ「・・・すまない 偵察兵から幾度と報告は受けていたが、いざ目にすると・・・」 彼の頃のベロニカ「感覚の近い・・・?フム、まあ良いだろう 正直我々軍の者では扱いきれず困り果てていたところだ 済まないが、宜しく頼むぞ」 彼の頃のベロニカ「我々はキメラ討伐に向け出陣する 魔女をどうするかはお前達の判断に任せる」 彼の頃のベロニカ「・・・帝国軍内に置いていては身の危険が危ぶまれる この協会の責任者に身柄を預けてきたところだ」 彼の頃のベロニカ「私でも目を覆いたくなる光景が、まだ存在していたとはな」 彼の頃のベロニカ「鼻を突く臭いの血肉が部屋中に飛び散っている 巨大なもの、人型のもの・・・」 彼の頃のベロニカ「・・・魔女はどうなった」 彼の頃のベロニカ「・・・頭蓋骨が2つ・・・足りん・・・」 彼の頃のベロニカ「案外、呆気無く開いたな」 彼の頃のベロニカ「暗いな 灯かりを ・・・・・・これは・・・」 彼の頃のベロニカ「・・・・・・ 何も・・・無い・・・?」 彼の頃のベロニカ「いや・・・!痕跡はあるぞ 矢張り此方にもあった 予想通り此方の方が大規模だ」 彼の頃のベロニカ「ケースが割れている 蛻の殻だ 魔女の生存を調べると共に、アレの始末をしなければ・・・」 彼の頃のベロニカ「・・・・・・アレが貴様の博愛なら、人の営みを全て断裁するも同然だ」 彼の頃のベロニカ「神にでもなったつもりか?」 彼の頃のベロニカ「人を愛する故に人の意義を歪めるのか?」 彼の頃のベロニカ「だが要らぬ世話だ 人類は貴様の造形物に縋る程従順では無い 貴様は淘汰に敗れただけだ」 彼の頃のベロニカ「そうだ、私は正しい事をしている これは淘汰だ それだけだ」 クーデルカ「・・・クー、男みんな嫌い・・・・・ぜんぶ許さない・・・」 ディモンド「お嬢様、お嬢様、何処にいらっしゃるのですか?ああ、可哀想に・・・お嬢様、私は、ディモンドは此処におります・・・」 エリクシア「私は此処よ、哀れなディモンド あの時の様に貴方に歌を歌っても、貴方は夢だと悲しむばかり 可哀そうな、愛しいディモンド」 キトリ「・・・僕・・・この森をずっと彷徨ってたんだ・・・体に入れてくれて、ありがとう・・・」 ダルク「・・・! ・・・♪♪♪」(ダルクは嬉しそうにダガー付きの両手を上げ下げしている) ジリ「シ~ッ!ここからは別料金で頼むぜ旦那」 ジリ「・・・まいど それで連中なんだがね 奴ら協会とは別の呪法で死霊術を行使しているらしい まあ確立されてないから出来上がるアンデッドはメチャクチャらしいがね」 ジリ「チビ、泣いてんじゃねーぞ この箱、何入っとると思う?開けてみな」 マーヴェラス「友よ、今その呪縛を解いてやろう!さあ、本来の在るべき姿へ!」 マーヴェラス「私は不死者解放結社を立上げ、その代表者を務めている!不死者は何も自然発生する類の者だけに留まらない この国には死者を態々蘇らせ、酷使する死霊術なるものが蔓延している・・・嘆かわしいことだ この結社は自然の在るべき姿を再び見直し、広め、正す為結成された集団である!!」 マーヴェラス「誰かね!私を吸血鬼が十字架を着けて歩いているなどとほらを吹く輩は!」 マーヴェラス「さあ!友を解放しようではないか!」 マーヴェラス「む、君はネクロマンサーだな?!操っている死者を今すぐ解放したまえ!安らかに眠りに着く事こそ本来あるべき姿なり!」 マーヴェラス「自然に反する行いを繰り返す君達には死者達の怒りが聞こえないのか!自然に在るべき姿こそ正しいのだ!!」 マーヴェラス「私は不死者解放結社のマーヴェラスである!不死は自然の摂理に相反するもの!!死にきれぬアンデッド・・・それらを生み出し操るネクロマンサー・・・我々はそんな彼らを浄化し回る集団だ!」 生前ジーザス「お供致しますよ、兄者」 ♪世界は今日も嘘を付き、オレは何も変えられない。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/87291052354/change-the ♪私、もうやめた。世界救済やめた。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/86599913239/image1-2-3 ♪痛いよ。温かいよ。人の手は悪魔で、天使で。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/86193871459/image1-2 ♪静かな月明かりの元、ひとり。ふたり。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/85389521059/image ♪幸せはきっと悲しみにも似て。さよならは想い出のはじまり。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/67833468609/image ♪この星に抱かれて、全てはひとつ。温かいと信じていた。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/64284026945/image1-2 ♪零になる体、静かな胸。花も、風も、町も皆同じ。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/64196198480/image ♪寄り添い歩く姿も、嘲り笑う、道しるべ。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/64195657705/existence-image ♪それでもなぜ生きようとするの。何も信じられない癖に。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64195585430/image1-2 ♪恋に悩める乙女ハート・・・って言うかあのコ近頃ダンディ?!/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64195526006 ♪人生だって捨てたモンじゃナイ?ハッ、多分ね。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64195370368/shake-game-ver ♪其々の痛みも乗せてゆけ。誰も置いていかないで。名も無い花だって…。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/64195199782 ♪嘘は、もう、疲れた。独り俯き、こがねの部屋。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64194862481/alice-acane ♪世界で私だけの王子様。無口で無愛想な王子様!/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/64194715360 ♪私、貴方に抱かれる為に生まれてきたんだから、どうって事ないわ。だってさ。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64194527442 ♪遠回りしたけど、迎えに来たんだ。呼吸が合うのは遅くたっていい。/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64194157429 ♪オレのこの世の最後の言葉は、オマエに言う『ありがとう』/エデア http://4dederio.tumblr.com/post/64193367375 ♪もう貴方は何処にも居ない。それでも貴方は、私の全てなの。/リオ http://4dederio.tumblr.com/post/90890429359/ (リオとアレッサがネクロマンサー協会と帝国軍についての情報交換をしている) (デュークがアレッサの烏便を受け取った様だ 緊急事態と書かれている デュークは動揺し続きを読み項垂れた アレッサの悪戯だったらしい) (聖堂にノイエスが帰ってきた様だ メイベルに粛清したネクロマンサー達の詳細を報告している) (キャシーヘイズが荒野でノラと接触した ノラに名前をからかわれ、キャシーヘイズは殺気立っている) (オウルが荒野でノラと接触した 助けるフリをしてリーリアを半壊させ嘲笑うノラに、オウルは激昂する) (オウルが街道でサンディと接触した サンディは慈しみの籠った瞳でリーリアを見、その呪力をリーリアに分け与える) (聖堂でメイベルが死者達に祈りを捧げている) (キャロキャットが菌類の森の前で何やら怪しげな実験をしている) (キャロキャットがカラブランを発見した様だ ジョージュ達を連れ、逃げるカラブランを一目散に追いかけていく) (ディモンドがエリクシアを探し、人里近くを彷徨っている 村人に見つかれば大事になり兼ねない・・・) (エリクシアがディモンドの血の涙を拭おうとした しかしその手はディモンドの頬をすり抜けるだけだった)