「ユリウス・アウレリウス・アウグストゥス@板鯛」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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|キャラ名|&bold(){&color(#EBC817,#FFFFFF){ユリウス・アウレリウス・アウグストゥス}}|
|年齢|24歳|~|
|性別|男|~|
|髪|金|~|
|目|碧|~|
|身長|170㎝|~|
|誕生日|4月6日|~|
|種族|人間|~|
|システム|ソード・ワールド2.0|~|
|参加卓|ぶらり回し卓|~|
|経歴|命を助けられたことがある&br()他人に負けず嫌いと評されたことがある&br()本来と異なる性別で育てられた|~|
[[【キャラクターシート】>http://charasheet.vampire-blood.net/me543b226225a8f1d34ef0d6f22faa4eb]]
一般技能:
フォーチューンテラー(占い師):5
レイバー(肉体労働者):3
ウィーバー(織子):2
料理基準値:74
経歴:小説ばりにながいから心してゆっくりしていってね!(ノルマ50行)
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これより神へと至る階梯を往く青年。
人族に「邪教」として扱われる宗教団体の、神の血を受け継ぐ神官家の長子として生まれる。(その神は人族であったとされている)
その家は代々、男女に関わらず成人を迎えた長子を、邪神へ捧げる花嫁(という名の生贄)とし、第二子が家を継ぐ風習があった。
そのためユリウスは生まれながらにして「邪神の花嫁」として、娘として育てらた。
ものごころついた頃には神殿の最奥に半幽閉状態、人前に出るのは儀式や礼拝、信者の集会の時のみ。
それもほとんど偶像として扱われていたため、まともな常識を知らずに育った。(幸い知識だけは本で勉強して身につけていた)
また扱いこそ丁重ではあったが、彼の人権、思想、心は、一切無視されていた。
ただただ「花嫁」であることを求められ、押し付けられながら育てられ、
少しでもそこから逸れる言動があれば激しく叱咤、罵倒、仕置される生活だった。
(が、生来頑固で負けず嫌いのため、その度に反感こそ覚えど、従順になることはなかった)
その生まれ、生活、環境のため、いずれ己が嫁ぐ「神」を恨み嫌っていた。
しかし第一の剣に属す神々、特にライフォスのことは、それ以上に嫌悪していた。
「寛容」「慈愛」「秩序」を持ち、弱者に手を差し伸べることを教義としていながら、己は一切救われていないためである。
何も知らない彼が監視の厳しい神殿から逃れることは不可能に等しく、
その環境や教育は彼から徐々に反抗や抵抗、反発心を奪っていった。
毎日心の死んだような生活を送り、なにひとつとして「選択」することを許されぬまま、
死ぬことだけが彼に許された唯一で絶対の未来と思い、絶望し、この世すべてを恨んでいた。
そんな彼にも転機が訪れる。
生贄として捧げられる日、齢十五の朝を迎えたユリウスは、神ライフォスの声を聞く。
「いきなさい、行って汝の成すべきことを成しなさい」と。
気が付けば、そこはユリウスが初めて見る光景、「外」の世界だった。
一人丘にぽつんと佇んでいたのである。
おそるおそる丘から下の風景を臨むと、己が暮らしていたと思しき神殿が遠目に見える。
嫌というほど見知った聖印のシンボルが、寂しい荒野にひっそりとそびえる佇まいが、神殿の纏う凍りついたような空気が、
己の生きた場所それそのものであると判断させるには十分だった。
ユリウスはこの状況に混乱し、恐怖し、泣き惑った。
いかに選択のない未来に絶望し、死すべき宿命と諦め、世界のすべてを恨んでいたとしても、
いざ自由を得たとなると、どうしていいのかわからず、あれほど嫌った神殿でない場所に居る事実に、
未曾有の地に立たされた事実に恐怖し涙したのだ。
それでもユリウスはひとしきり泣き喚いた後、少し落ち着くと、ある事実に気が付いた。
「選択」を迫られているということに。
即ち神殿に戻り、神の花嫁として逝くか、故郷を捨てどこか遠くへ行くか(生くか)である。
永遠に感じられるほどの一瞬の時間考えた後、ユリウスは走った。
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そんなわけで故郷を捨てたあとは逃げ惑いながら親切な人に助けられつつ、ライフォスの声を聞きつつ、どうにか生き伸びてきた。
肉体労働に就き体を鍛えたり、外の世界の美しさや楽しみを知ったり、
逃げ惑ったり、フェンサーとしての技術を習ったりしている間に、冒険に出られる程度の知識、肉体を築いた。
そうしてごく普通の生活を送る中でユリウスは、ずっとライフォスに言われた「己の成すべきこと」について考えていた。
考えに考え、あるとき彼は至った。
「全ての苦しむ者を助けよう。救いを求めているのに、救われず苦しむあらゆる生物を助け、その支えになろう。
それこそが己の成すべきことだ」という信念に。
生きる上でもがき苦しみ、どれほど祈っても救われることのない絶望を知る彼は、
同時にそこから助けられることが、どれほどの希望で救いであるかも知っている。
己がライフォスに助けられ、救われ希望を得たように、
己こそが誰かを救おう、誰かの救いになろう。
それこそが己の成すべきことと決定づける。
それにあたって、「苦しむ者を救うための旅に出る」こと、その道中で、「目に入り耳にする全ての苦しむ者を助ける」こと、
そして「いずれ神となり、人として普通に生きるのでは目にも耳にもできない、現在過去未来世界中全ての者を救う存在になる」
ことを決意する。
その考えに至ったとき、「既に古代神と化し大事は解決できても、この世に起きうる小事全てを解決することのできないライフォスの代わりに、
全ての事象を解決するために己は生まれたのだ、その為にライフォスは己を救ったのだ」と直感的に理解する。
ふりかえれば神殿にいた頃、信者達も形は違えど皆苦しんでいた。
その救いを邪神に求め、また己にも求めていたのだと、どんどんと理解する。
そういった人々が道を間違え、他者を不幸に貶める神を信仰することのないようにするためにも、
己が神となり、苦しむ人々の拠り所になろうと考える。
(皮肉にも忌み嫌った過去の生活が、彼が神への階梯を往く後押しをしたのである)かくして彼の旅は始まる。
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ユーリちゃんとの関係はキャラシ参照!
ぜんぶ大惨事表がわるいんや
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