フリーター・ニートは失業者、貧困層に対する差別・罵倒表現であり、
2ちゃんねらーの間では他のユーザーを罵る際に決まって使われます。
フリーターという言葉が出てきたのは1980年代、ニートは2000年代でした。
つまり、昭和中期まではこういった言葉自体が存在しなかったのです。
昭和以前は単に「失業者」と呼んでいたものを、マスメディアが面白おかしく
改変したというのが実態のようです。
それも、たかだか視聴率を稼ぎたいという為に。
例えば、大恐慌時代のアメリカや第一次世界大戦後のドイツ、
戦前の日本では、失業者が大勢いましたが、当時は「フリーターやニートは
けしからん」などという識者は一人もいなかったはずです。
またニートという言葉自体、海外では定着しておらず、例えばイギリス人の
多くはニートという言葉自体を知らなかったようです。
大がかりなニートバッシングを行ったのは世界でも珍しく、
そんなことをしたのは日本だけだと言われています。詳しくは
内藤朝雄・本田由紀・後藤和智の
「ニート」って言うな!（光文社）をご覧ください。
他にも「ゲーム脳」などの俗説が出回ったのは日本だけと言われています。
2ちゃんねるのユーザーさんたちは、こんなレベルの低い差別用語を平然と
使っていますが、それはとんでもない誤りです。
早く目を覚まして検証してください。
所詮は「太陽族」「アプレゲール」「新人類」同様、
戦後のマスメディアがでっちあげた造語に過ぎないからです。
論ずる価値などありません。
最終更新：2014年01月25日 19:50
