暗号言語の公開方法


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はじめに

このページの文章は、下記のような人への提案です。

  • 文字文化、文字意匠を持つ人工言語ないし架空言語を作成している
  • 世界の言語学者に対して解読の宣戦布告をしてみたい
  • インターネットを通じて保存したいが内容は伏せたいコンテンツがある

けっこうニッチではあるものの、意外と思いつかない部分なのでメモとして公開しておきます。

前提条件

  • 文字は自作(架空)の書体を持っている
  • 謎めいた雰囲気にしたいので、どの文字をどう読むかも伏せたい
  • 意味はオフライン・ローカルの辞書でおk
  • お金はあまり(、できれば、まったく)かけたくない

検討と考察

文字の転写

自作の言語を、自作の文字で表示したい。

と思うのは言語製作者にとって、ごくふつうの成り行きです。
まず、読み方をラテン・アルファベット転写で公開するのが一般的だと思います。
もっとも簡単な公開方法であり、また多くの辞書ソフトでも問題なく検索できるメリットがあります。
でも、裏を返せば、綴りから読みを推察され、語形の変化を読まれて、解読されるという流れもあり得ます。
単純な対策としてはいくつか考えられます。

  • 文字の対応を置換表によって置き換える
  • 一般的なアルファベットにおける、文字と音を独自な対応付けにする


そして根本に立ち返って、

「独自の文字で表示したかった」

のではありませんか?

というわけで、公開において一般的な「ラテン・アルファベットやIPA表記への転写」では 秘匿化の力は弱い、ということになります。


ではどうするか。

そこはUnicodeという膨大な文字コードに頼りましょう。

文字の記号化

まず、簡単なラテン・アルファベットで転写するアイディアから離れ、 別なUnicodeの文字グループの(適当な)文字で表記することを考えます。
そうすると、それだけでも文字と音の対応付けがブラックボックス化し、だいぶ読みにくくなります。

ſมac ıнф

とか書かれても判らない、ですよね。

でもこれだけではまだ不十分で、語の推察や、綴りの統計などはまだまだできます。

さらなる難読化を施します。
ここでヒントになるのは先人(古代人)の知恵です。

  1. マヤ文字のように、同じ音価を持つ文字を複数用意する
  2. アラビア文字のように、語頭形、語中形、語末形で文字を変える
  3. ハングルのように、語頭、語中などで読みの音を変える


ただ、最後の「位置によって読みの音を変える」というのは、 作成された人工言語のもつ音韻論において、「位置によって音が変わる」のが 妥当な変化・対応な場合にしておいたほうがよいです。
理由は簡単で、難読化のためだけに文字の音を変えるケースを用意すると、 それをキャンセルするための対策を講じる必要が発生するため、 本来の言語の音韻論をねじることになりかねません。
そしてなにより、書き手の労力(規則にのっとった記法の変換)がハンパなく増加します。

転写のまとめ

で、結局どうすればよいかというと、以下の通り。

  1. ラテン・アルファベットまたはIPAによる転写は避ける
  2. さまざまな文字コードを使用して置換する
  3. 文字置換の対応関係は一対多が望ましい
  4. もし言語音韻論的に対応できるなら、文字の位置で音を変える工夫も有効


となります。

つづく。・・

表示の話とか

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