世界は、次元に漂う波が、ちょうど重なってできた密度の高い空間。
宇宙の始まりとされる瞬間、さまざまな方向から来た波がちょうど重なり合い、
空間が生まれ、物質が発生した。
次元の波は、さまざまな方向に対して波を持つが、もちろん人間の感知できる次元ではないので、
実際どういったものか再現することは不可能。
波はその1回だけ発生して終わるものではなく、
常に、ずっと、これからも、波はこの世界を通っていく。
そのとき重なった波の濃さによって、世界には影響を残しているかもしれない。
世界の終わりはいつ来るか判らない。
波がすべてを砕いて去ってしまうかもしれないし、
ずっと何事もなく、続くかもしれない。
次元の壁が空間をえぐりとっていくかもしれない。