私が鍼灸師を選んだ理由


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世間では、医師になるだけの頭のない人間が鍼灸師になると思われている節がある。
それはほとんどの鍼灸師のケースにおいて正しい。鍼灸師は一般に学歴が低い。

そう考えると私は異色だ。
医師になるだけの学力はあったし、学歴も高い。
だが学生時代の自分は医師という職業に興味がなく、100人に言えば100人が「凄いですね」というような職業に就いていた。

こんな自分だから、バックボーンを周りに話すと、「なんで医師にならなかったのか」と聞かれることが多い。
そう。なんで私みたいな高学歴で社会的地位の高い職種にいた人間が鍼灸師なんかを選んだのか。よく人から不思議がられる。

簡単だ。私にとって医師より鍼灸師のほうが魅力的な技術だったからだ。
確かにほとんどの鍼灸師は医師になるだけの頭がない。多くの鍼灸師は医師に対するコンプレックスを持っている。
だが私は内科や精神科なんかより鍼灸師のほうがよほど上だと思っている。
なぜか。

実は私が鍼灸師を目指したのは、自分が「名誉ある職業」をしていて体を壊したのがきっかけだ。
体を壊した私は整形外科、内科、精神科、整体、ペインクリニック、マッサージ、カイロ、マイオセラピー、AKA、鍼など、様々な治療院を渡り歩いた。
ところがどこに行っても私の体は治らなかった。

そんな中、鍼だけが効いたのだ。
結果、鍼のおかげで社会復帰を果たすことができた。
このとき私は思った。ふんぞり返って偉そうにしている医師どもは全くの無能だったと。

ついでに言えば、「HPで良い風に書いてる奴ほどロクなのがいない」ということも学んだ。
HPで「患者様目線で」とか「患者様のため」とか言ってるところほど、いざ行ってみると医者が偉そうな態度で「患者は黙って俺の言うこと聞いてりゃいいんだ」的な態度のところが多かった。
また、HPで「こんなにもたくさんの人が奇跡のように治った」と書いてあるところほど、いざ行ってみるとヤブで全く効かないということが多かった。

まぁそんなこんなで私は鍼で治してもらった人間で、西洋医学の無力さを実体験で知っている人間なわけだ。
だから西洋医学を必要以上に高く評価していないし、鍼を必要以上に低く評価もしない。

当然、こういう経験があるから、西洋医を目指そうとは思わなかった。
自分の学歴や学力なら医学部に入ることもできたが、自分を助けてくれた鍼をなりわいとしようと思った。

確かに多くの鍼灸師は医師になるだけの頭がないのだろう。だから余計医師にコンプレックスを持っているのだろう。
だが私の場合、あえて鍼灸師を選んだ。その点でほかの鍼灸師と異なっているのだろう。
子供の頃から変人だと言われてきたが、大人になっても変人と言われ続けている。