神医とは

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そもそも医者が高給取りというのが世の中間違っている。 昔の神医は貧しい人からは金を取らず、「治療代なんてあるときでいいから」と言ってタダで治療してやったものだ。 それくらいの気概がないならそもそも医者になんかなるな。 1000万以上の年収を貪り高級外車に乗ってゴルフをするなど、人を助ける身にあるまじきことだ。 医者は質実剛健を旨とし、質素倹約に努め、清貧でなければならない。 最低限の暮らしができればそれで良い。貧しい者の目線で弱い人を助ける。それが神医というものだ。 金が欲しいから医者になるというのは間違っている。そんな医者にたかる尻軽女は更に下衆な生き物だ。 鍼灸師は保険を使えるが、私は使わない。 患者からすれば医師の同意書を取りに行くのは面倒だろうし、再同意も面倒だ。 それに鍼灸師の保険は6疾患にしか使えない。そこから外れるものは自由診療になってしまう。 また、保険も組合によって下りづらいところがある。2013年現在、国保は通りやすいが出版健保などは国保より通りにくい。 保険が下りないと結局困るのは患者だ。保険が使えないから10割負担になってしまうからである。 それと、世の中には様々な事情で保険証を持っていない人間もいる。 痛くても苦しくても保険証がなくて医者に行けない人間がいる。 いや、厳密に言えば医者には行ける。だが往々にしてそういう人たちは10割負担は払えないのだ。 保険が使えないと自由診療になる。自由診療は面倒な手続きは一切要らないが、10割負担である。 では自由診療はいくらが相場かというと、大体鍼の場合で1回5000円前後である。 ハッキリ言って高い。ボッタクリだ。都内だともっと高いし、美容鍼なんかも高い。1回で15000円取るところなんかもある。 ではどうすればいいか。簡単だ。自由診療を安く行えばいい。 自由診療なんだから治療費は自分で決められる。相場の10分の1でも構わない。 そして私の方針がそれだ。 自由診療で、誰でも面倒な手続きなしに保険証も不要で、しかも安く診る。 その上、貧しい人からは取らない。「治療費なんかいつでもいいから痛くなったらおいで」と言ってあげる。 現代に私のような医者が何人いることだろうか。 もちろんそんな経営方針だから金にはならない。 清貧な生活すらままならない。 だから余った時間で副業をしている。そのおかげで最低限の暮らしはできている。 私は車も乗らないし酒もタバコもやらないし、結婚して子供と嫁に囲まれて――といった幸せな家庭もない。 急患なら夜間でも診るし、患者が動けないなら出張もする。だが出張費も夜間料金も取らない。 私は車もないから、ときには自転車で相手の家まで行く。 人のために白衣を着て自転車を漕いでいる自分。経営第一で金にまみれて高級外車に乗ってる医師。 本当の意味でみすぼらしいのはどちらだろうか。

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