7月1日 衝撃!?の出産報告(テレ朝報道ステーション独占スクープ!)

<書き起こし&キャプ>

何から言っていいかわからないんですけど…。
まずは今シーズンいっぱいで現役を引退します。
そのつもりで、今すごくスケートっていうものを生活の一番に考えて、毎日過ごしています。
ひとりの女性として生きたいというワガママな決断により、4月に赤ちゃんを無事出産しまして、
もう母になりました。
 
 でもリンクの上ではこれからもちゃんと責任を持って頑張りたいと思いますので、
みなさんどうぞ温かい目で見守って、応援していただけたらすごく嬉しいなと思います

 

 自分は引退するまで彼(モロゾフ元コーチ)と一緒にやらせてもらう、100%の気持ちでいたんですけれども、
断られてしまったので、どうにもできなかったです。
(モロゾフ氏との関係は)うーん、いい関係でした。リンクサイドにいると、すごい力強くいれるというか、
すごい練習でダメでも本番でできるという気持ちにさせてくれる存在だったので…うーん…
 

最終的に選手を強くするのって、そういう気持ちにさせてくれるコーチの存在っていうのが、リンクに乗ったら
必要かなって思います。
世界にシニアの試合で出てたときに、初めてそういう気持ちになった先生っていうのが、ニコライだったんで
すよね。
どんだけ調子が悪くても、リンクサイドにいてくれるだけで、できるっていう強さをくれる。ニコライとは、
最後の最後までこの先生に見守られて、リンクを去りたいなって思ってたので…コーチできないって言われたと
きには、理解できないというか…ただ、できないって言われて
ロシアのほうから振付師を紹介してくださって、ショートプログラムを作ろうっていうことで、
(コーチ不在で)葛藤はあったんですけど、早目に準備をしておくべきって考えてくださって。

 

 それと同時期(去年10月)くらいに…緊張するんですけど…えー、何て言えばいいの?
助けて(笑)
 
 

 


赤ちゃんがお腹にいるというか、
最後まで迷ったというか、自分は(お腹の赤ちゃんと)さよならしてしまうという答えを出すのが嫌だったので…。


でもやっぱり周りの環境と言うか、スケーターとしての自分のことを考えてとか、立場とか、最初はみなさん
反対…反対されたときもあって…。
自分なりには一生懸命…一番は母ですけれども、話して、もう本当にスケートよりもその子の生命を選んだん
ですけれども。
たぶんアスリートとしては自分ワガママなほうだし、アスリートとは言えない選手なので、女性としての幸せ
というか、何が幸せかはわからないですけれど、自分が想っていた幸せというものを考えると、
やっぱりスケートっていうのは自分をここまでにしてくれたかけがえのない存在ですけど…
それよりやっぱり、この世界に生命を受けて、女の子として生まれてきたので…
何でその道を選んだかというと、自然に女性としてというか、ひとりの女の人として(結論を)出させてもらったというか。

 

 (初めて赤ちゃんを見たときは)カワイイなぁと思いました。
親バカ始まってます。カワイイしか思わない。
(お母さんになった)そうみたいですね。見えないですね(笑)
日本って結構アスリートは、彼氏がいたらすごい言われたりとか、ちょっとお茶をしてたりとか、
お休みがあったりすると、そんな暇があるなら、時間があるならトレーニングしたらどうですかとか、
練習サボってる暇あるのとか、やっぱりそういう風に思う方ってのがいると思うんですよね。
自分はずっとアメリカで練習させてもらってて、アメリカの選手は絶対バケーションを1ヶ月くらいとったりとか、
短くても2週間とったりとか、オンとオフの切り替えがすごく上手だなという風に思ってて
この人たち、自分たちのライフを持ってていいなと思った。プライベートライフ。
ヘンな話、何て言うんですか、スケーターになるために生まれてきたのではないので
やっぱり自分もひとりの女性として生を受けて、生まれてきて、たぶんみなさんに理解してもらうのは難しいと
思いますけれど、みなさんとあまり変わらないんじゃないかなという意識でいるので
 
(後略)
 この後、初めて真面目に筋トレをしていること、筋力など低下していたのでジャンプがなかなか飛べず、自分が今まですごいことやってきたんだと感じたことなど。
 スタジオで興奮気味の宮嶋アナ
 
最終更新:2013年08月08日 21:23