Propagation of Trust and Distrust
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R. Guha, Ravi Kumar, Prabhakar Raghavan, Andrew Tomkins
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WWW 2004
概要
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知りたい=「ある人がある人を信頼しているか?」
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本当はdistrust=不信も考慮すべき
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信頼・不信を合わせた伝播に基づく予測手法を作ったよ
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Epinionsのデータで確かめたよ
提案手法
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信頼T、不信D、信念B=T or T-D
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原始的な伝播
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i→jかつj→kならi→k、i→jかつk→lかつk→jならi→l、みたいなのを4つ作る(全部BとB転置で表せる)
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$$ C_{B,\alpha} = \alpha_1 B + \alpha_2 B^\top B + \alpha_3 B^\top + \alpha_4 B B^\top $$
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最終的な信念F = B (Cの累乗とか減衰指数級数) をちょっと弄ったやつ
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F_ijを信頼/不信に割り振らないといけない→いい感じの丸め
実験
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あのEpinionsデータセット
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一個抜き交差検証
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信頼85%、不信15%なので、適当にやっても精度85%出ちゃうので、1:1になるようにもした
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ミス15%くらい
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どの要素も上手くやる必要があるが、distrustをちょっと入れるのが精度向上に貢献している
まとめ
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こういう重要な論文は最初だけにシンプル
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こういうのを読むと符号付きネットワークで何かやるのが大事そうな気がしてくる
WWW 信頼伝播 情報拡散
2016/12/15
最終更新:2016年12月15日 23:24