理想郷創造~贖罪と希望の詩~
配役:村6,占1,霊1,狩1,猫1,狂1,狼2 +GM
【世界観】
これは遠い昔の物語。
続く戦乱と飢餓に街の人々の心は荒みきり、大通りは詐欺･強奪･殺人が横行していました。
しかし、そんな中でも心清らかな人々はいました。彼らは必死に皆を救おうと献身しましたが、
人々は彼らを嘲笑し、ほんの少しとも耳を傾けようとはしませんでした。
多くの人はそんな現実に傷つき、街を救うことを諦めていきました。
それまでは天から見守っていた神も、一向に悔い改めない人間と世界を遂に見放し、
海を干上がらせ、大地を砕き始めました。人々は渇きに倒れ、大地の裂け目に堕ちていきます。
どんどん無くなっていく大地。数少なくなった人間達は身を寄せ合いながら、
残り僅かとなった土地に逃げ惑ってゆきます。
絶望と悲哀で塞ぎ込む中、かつて最後の最後まで街で傷ついた人々に手を差し伸べ続けた
２人の少年と少女が立ちあがりました。２人は協力しながら、人々を励まし続け、
日々神に祈り赦しを乞いました。皆も２人に倣い、祈りを捧げます。
神も最後まで良心を手放さなかった２人と、反省の色を見せ始めた人々の祈りを聴き届け、
最後のチャンスを与えました。曰く 「自らの願いを自身の手で叶えてみせよ」 と
【役職】
| 月の御子 担当:占い師 | あなたは慈愛の心に満ちた少女。大地を再生させるための奇跡を起こせます。 しかし、奇跡を使うには宝珠が必要です。世界の終焉まで残りは5日･･･ 限られた時間の中で、宝珠を見つけ出し、皆で理想郷を紡ぎましょう！ |
| 太陽の御子 担当:霊媒師 | あなたは人々を導く光を持った少年。 人々の祈りや願いを集めて、奇跡を起こす力に変えます。 奇跡を起こす日を決めるのはあなた次第です。 |
| 試練の御子 担当:狂人 |
神から送られた人々への試練です。鍵に関する誤った情報を流すという使命を |
| 咎人 担当:人狼 | 奇跡を起こすための宝珠が入った箱と鍵を持っている欲深い人間です。 宝珠を渡すのが嫌で、それを差し出すよう求める人々を殺めます。 どんな時でも、このような人は少なからずいるものです･･･。 |
【ルール ~1日の流れ~】
1.御子たちは、初日から全員COしてください。
試練の御子は、月･太陽の御子どちらかを必ず騙ってください。
2.太陽の御子(騙り含む)は、その日に奇跡を行うかどうかを決めることができます。
奇跡を行いたい場合、『奇跡の実行を提案する』と宣言してください。
全市民はそれに賛成か反対か、
GMの【奇跡実行の評決を取ります】の合図の後、回答してください。
→賛成多数ならば、奇跡実行を試みます。
→反対多数ならば、そのまま議論は翌日へと進みます。
3.奇跡実行の際、提案した太陽の御子は咎人が誰かを指名してください。
また、月の御子が２人いる場合は、
全市民はGMの【月の御子 選出投票を行います】の合図の後、
本物だと思う月の御子の名を回答してください。
4.なお、５日目には大地が完全に崩壊してしまうので、必ず奇跡を実行してもらいます。
太陽の御子が2人以上いる場合、【太陽の御子 選出投票を行います】
の合図の後、本物だと思う太陽の御子の名を回答してください。
5.御子を襲撃することを禁じます。処刑は毎日GMとなります。
【ゲームクリア条件】
・本物の太陽の御子が奇跡の実行を提案した上で、
本物の月の御子･咎人を指名し、奇跡を実行した場合、大地が再生します。
【翡翠の大地が創られていきます！ あなた達の祈りは奇跡を成し遂げたのです！】
･偽の御子の下で奇跡を実行した場合、ゲームオーバーです。
【あなた達は取り返しのつかない選択をしてしまいました。 理想郷は幻想となりました･･･】
【理想郷への手引き】
・ 偽の太陽の御子が奇跡を提案した時は【反対】投票し、
本物の太陽の御子が奇跡を提案した時でも、
咎人と月の御子をちゃんと指名できるか曖昧な場合は【反対】して良いでしょう。
ですが、判断を先延ばしにしすぎるのも良くありません。
時間は５日間だけなのです。
誰が嘘をついているのかと疑心暗鬼に陥るよりも、誰かを信じた方が早いのかもしれませんよ？
【未プレイ･構想段階】
著者:Relua
