CMJ111: 常徳殲滅作戦

1943年11月、日本陸軍第十一軍は侵攻作戦を開始した。よ号作戦である。目標は常徳──しかしその目的は都市占領ではなく、中国軍部隊を誘引し、常徳周辺で撃破することにあった。
歴戦の第十一軍は各所で中国軍を撃破、予定通りに第一期目標を達成する。第二期目標はいよいよ常徳の攻略、そして中国軍部隊の殲滅である。しかし常徳防衛の任に就いた第57師、通称「虎師団」が予想外に激しく抵抗し、日本軍は大損害を蒙る。そして常徳を救出すべく、四方から中国軍部隊が逆襲に転じたのだった。

『常徳殲滅作戦』は、よ号作戦の第二期終了、即ち常徳占領までをカバーした2人用作戦級ゲームです。基本ルールはシンプルですが、日本軍、中国軍という性格の異なる軍隊をシークエンスの違いで表現しています。プレイヤーは自軍が受け持つ軍隊の特質を見極め、それに応じた作戦を立案しなくてはなりません。史実ではどうにか常徳を占領、所期の目的を達成した日本軍でしたが、果たしてゲームもその通りになるでしょうか?



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VASSALモジュール



動画配信(録画)
第2-3戦
第1戦




正誤表
2013年6月23日更新
●3.1.1 拠点守備隊(訂正)
澧具は澧縣(3114)の誤りです。

2013年6月18日更新
●2.2.8 (追加)
中国軍の0戦闘力ユニットが表面になった時は直ちに除去します。それが唯一の防御側の戦闘参加ユニットだった時、戦闘結果はDEと見なされ、攻撃側は戦闘後前進を行えます。



Q&A
2013年6月13日現在ありません。



コマンドマガジン第111号
発売日:2013年6月20日
価 格:3,780円(販売中
ISBN:978-4-434-18039-2 C2320



コンポーネント
本誌80ページ
ルールブック1冊(8ページ)
A1判マップ1枚
カウンターシート1枚(15mm角)
ゲーム・デザイン:中黒 靖


最終更新:2013年12月03日 07:25