テクノロジーツリーには傾向がある
最上段は文化。上段は科学。中段はゴールド。
下段はハンマー。最下段は軍事。
最上段は海マップ向きで、最下段は陸マップ向き。
最上段ルート
多島海などの海洋系マップではこのルートを優先する。
また文化勝利を狙う場合もこのルートで博物学、冷凍技術、遠距離通信、インターネットを目指すことになる。
上段ルート
科学勝利を狙う場合はこのルートを優先する。
筆記、哲学、教育、建築、科学理論、プラスチックを早期に取得し科学でリードする。
GaKまでは非戦プレイといえばこのルートで科学勝利、外交勝利が定石だったが、
BNWでは他のルートでも有利な展開が可能となっている。
中段ルート
紫禁城が強化され外交に有利な遺産になり、工業化で工場を3つ作ることが思想取得の
条件になったので、特に外交勝利を狙う場合にこのルートが向いている。
外交勝利以外でも思想のために工業化を早期に取得したい。
下段ルート
弩兵ラッシュのための機械、大砲ラッシュのためのダイナマイト、爆撃機ラッシュのための飛行機。
軍事による拡張を目指すときにポイントとなるテクノロジーが揃っているので、
制覇勝利を狙う場合はこのルートが魅力的となる。
最下段ルート
化学~鉄道の間は強力で、制覇勝利を狙う場合は優先することになるが、他の部分はパッとしない。
長剣士よりも弩兵、戦車よりも爆撃機の方が強いからだ。
軍事以外ではロードス島の巨神像を狙うためにこのルートを取ることがある。
時代別研究ルート
時代が進むと新しい社会制度の解禁、都市国家からのボーナス向上、スパイの追加と様々なメリットがある。
(宗教施設のコストが上がるというデメリットもあるが・・・)
そのため、どの技術で新時代入りするかという判断が重要になってくる。
中世時代入り
- 神学ルート
神学で中世に入るこのルートは宗教を重視する文明や戦略に向く。
世界遺産は3つもあるので、他国の首都を見てまだ着工していない世界遺産を選べば
高難易度でも建造可能。ボロブドゥールは強力だが人気があるので、
泥のモスクやハギア・ソフィア聖堂の方が狙い目だろう。
マヤの場合は当然このルートを最優先するし、
インドネシアもチャンディを早く建てたいのでこのルートを優先するとよい。
上記の文明以外や、宗教にこだわらないプレイをする場合は、
内政力アップにつながらないこのルートを進む必要性は低いだろう。
- 官吏ルート
淡水農場の出力向上による内政強化を狙う場合はこのルート。
川や湖が多い陸マップでは強力で、それらが少ない多島海などではあまり効果がない。
チェチェン・イツァは人気があるので高難易度ではなかなか取れない。
ズールーの場合はインピラッシュのために必然的にこのルートになる。
- ギルドルート
このルートの最大の魅力は、前提技術が少なく最も早く中世入りできること。
余計な社会制度に回り道をせずに商業をオープンしたい場合はこのルートがいいだろう。
東インド会社、芸術家ギルド、交易所と、いろいろ解禁されるが、
どれもそれほど早く必要とするわけではな。
マチュピチュの取得を目指したり、弩兵ラッシュをする場合は必然的にこのルートになる。
- 鋳金ルート
不人気の下ルートだが、個人的にはこのルートが最近のお気に入り。
BNWでは交易路からのビーカー収入があるので、それほど上ルートで大学建造を急ぐ必要はない。
特に高難易度ではテクノロジーの進歩に建造物の方が追いつかないので、
生産力を上げるためにも早く工房を建てたい。
さらに重要なのは、工房を建てることで技術者を雇用できるようになること。
強力な遺産はルネッサンス時代から産業時代前期に多く、
自力建造では間に合わないことも多いので、
大技術者を使うためにも少しでも早くから技術者を雇用したい。
ルネッサンス時代入り
- 天文学ルート
ユニットが外洋に出られるようになる天文学は大陸マップで特に重要。
新大陸に入植したいインドネシア、自然遺産を早く発見して取り込みたいスペイン、
ナウ船を使いたいポルトガルではこのルートを進むのがいいだろう。
フリゲートラッシュをする場合には必然的にこのルートになる。
海にあまり興味がない場合は優先すべきルートではない。
例外は立地的に天文台を建てやすいインカくらいか。
- 音響学ルート
最も早くルネッサンス時代に入れるルート。
寄り道せずに合理主義をオープンしたい場合に向いている。
科学勝利と合理主義が強く社会制度がなかなか進まないGaKまでは最有力ルートだったが、
BNWでは中盤以降に文化を稼ぎやすく社会制度も進むので、ルネッサンスを急ぐ必要性は薄くなった。
その一方で、文化量が増えたということはシスティーナ礼拝堂のブースト文化量も増えたということで、
もともと強力だったシスティーナ礼拝堂がさらに強くなった。おまけに傑作芸術スロットまで付いている。
このルートを進む最大の魅力は、どの勝利にも向いているシスティーナ礼拝堂を取れることだろう。
AIからはあまり人気のない遺産なので、このルートを進めば高難易度でも建てやすい。
- 銀行ルート
AIが好むルートで、紫禁城を積極的に狙ってくる。
プレイヤーがこのルートを進む場合は主に外交勝利狙いで紫禁城が目当てになると思うが、
高難易度では銀行発明後、大技術者をすぐに投入しないと難しい。
- 活版印刷ルート
前提技術が多く、あまり人気もないのでAIが活版印刷を取るのは意外と遅いことが多い。
高難易度でも狙えば自分が世界議会の主催国になることは可能である。
世界議会の主催国になりたい場合、幸福不足で早く動物園を建てたい場合、
ピサの斜塔やグローブ座が欲しい場合にはこのルートを進む。
AIはピサの斜塔よりもグローブ座を好むので、プレイヤーとしてはピサの斜塔が狙い目。
BNWからはギルドで専門家を雇用するので、ピサの斜塔の有用性も増している。
- 火薬ルート
UUの関係で、AIのフランス、アメリカ、デンマーク、日本などが好んでいるルート。
プレイヤーがこのルートを進むメリットはあまり無いだろう。
産業時代入り
- 考古学ルート
AIとの遺跡発掘競争に勝ちたいならこのルート。
ルーブル美術館もあり、文化勝利狙いならこのルートを優先することだろう。
他の勝利を狙う場合でも観光力を稼ぐことは重要なので考古学は早く取得したい。
- 公立学校ルート
科学力重視のGaKまでは最有力だったが、BNWでは文化観光のための考古学や、
思想のための工業化の重要性が増したため、相対的に優先度は落ちた。
イロコイのように製材所を多くつくる文明では早期に取得したい。
- 工業化ルート
工場を3つ建てて思想採用の初期ボーナスを狙うためのルート。
銀行と活版印刷を取得した後は、経済学、工業化と横一直線に進んで
早いタイミングで産業時代入りできる。
観光力の強い文明の思想に染まって不幸を防ぎたいなら工場は後回しでいいが、
自由、秩序、独裁政治のどれかに決め打ちするなら最有力候補となるだろう。
個人的にはこのルートが最も気に入っている。
- ライフルルート
ライフル兵しか解禁されないし、次の蒸気機関も急ぐ技術ではないので、
ライフル兵UUを急いで必要とする場合でもない限り、このルートを進むのは悪手だろう。
- 軍事学ルート
騎兵隊UUを持っているAIがこのルートを進む。
制覇勝利を狙う場合に、そのようなAIとの競争に勝って
どうしてもブランデンブルク門を建てたいときには、このルートを進むとよい。
工業化ルートを進んだ後に軍事学を取ってもブランデンブルク門は間に合う事が多い。
- 肥料ルート
陸マップで淡水不足、食糧不足のときはこのルートも悪くない。
大規模農園や牧草地の食糧も増えるので効果は大きい。
火薬、化学、肥料と横一直線に進めば最も早く工業時代入りできるが、
その間は建造物も世界遺産も解禁されないので、
このルートを進むにしても一直線はやめた方がいい。
現代時代入り
- 冷蔵技術ルート
AIと海戦をしている場合にはこのルートを進む。
AIに先に潜水艦を出されると大変な脅威となるが、
こちらが先に潜水艦を出せば一方的な展開が可能となる。
- 無線通信ルート
非戦勝利を狙う場合は文句なしに最有力となるルート。
文化勝利を狙う場合はまずブロードウェイを狙い、次にエッフェル塔の両取りを狙う。
外交勝利や科学勝利を狙う場合はエッフェル塔を取ると思想圧力で不幸になりにくい。
プラスチックの前提技術なので科学力を伸ばすためにもこのルートは優れている。
- 共通規格ルート
無線通信ルートの次にこのルートからプラスチックに進むのが効率的だと思うが、
自由の女神をAIに奪われそうな場合は、こちらを無線通信より先に進めるのもよい。
- 飛行機ルート
多島海などの海洋マップ以外で制覇勝利を狙うならこのルート。
終盤戦の鍵となる航空機と、独裁者の強力な味方であるプローラが解禁される。
航空機は早くから使うことで経験を積ませたい。
- 鉄道ルート
クレムリンとノイシュバンシュタイン城が解禁される。
クレムリンは自由の女神やプローラと比べて使いにくく、
ノイシュバンシュタイン城は後回しにしても余裕で建つ。
そのため急いで鉄道ルートを進む必要性は薄い。
第一次大戦爆撃機を量産するAIと戦争をする場合は三葉飛行機の迎撃では頼りなく、
対空砲が早く欲しいので、弾道ミサイルのために飛行機の次に優先すべきルート。
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最終更新:2013年10月06日 00:46